« 「書けまっせ!!フォーム」を改訂 | メイン | DITA アーキテクチャ仕様書を翻訳しました »

2008年04月10日

XAML, XPS, WPF, XPSviewer, Silverlight ?

Windows Vistaに伴って、いろいろと新しいMSのアーキテクチャが導入されました。もう、先刻ご承知の方が多いと思いますが。

○XAML:Extensible Application Markup Language
  XMLベースのプレゼンテーション言語

○WPF:XAMLローダを備えておりXAMLで記述されたデータを実行するらしい。

○XPS:XML Paper Specificationは、XAMLのサブセットで電子ファイルを記述する言語。

○XPSは、XPSViewerで表示することができる。

○Silverlight:以前は、WPF/E(Windows Presentation Foundation/Everywhere)と呼ばれていたらしい。WPFのマルチ・プラットフォーム版。

ということは、SilverlightでもXPSを表示できそうな気がします。調べてみますと、Delayさんという人が、SilverlightでXPSを表示するプロトタイプを作ったようです。

Lighting up the XML Paper Specification [Proof-of-concept XPS reader for Silverlight!]

こんな感じで動きます。
20080410.PNG
○FireFox+Silverlight2

しかし、まだ、Silverlight自体ではXPS表示をサポートしていない?

Silverlight 2.0 + XPS

を見ますと、この人も私と同じことを考えたようで、SilverlightでXPSを表示できないかと、Googleで検索しても、Delayさんのプロトタイプしか出てこないぞ、と言ってます。

そうしてみますと、XPSをSilverlightで表示するのは、なにか作らないとできないということなんでしょうか。

Windows環境であれば、XPSViewerがあれば、XPSを表示できますので別にSilverlightを必要とはしないと思います。Silverlightが、真にマルチプラット・フォームで動くのなら、XPSをSilverlightで表示するのにも意味がありそうに思います。

投稿者 koba : 2008年04月10日 08:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/mt-tbng2.cgi/1021

コメント

コメントしてください




保存しますか?