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2008年04月20日
DITAの価値は、コンテンツ再利用、シングル・ソース、標準の3点にあり
米国時間の18日(日本時間では19日)、DITA指数という面白いデータが発表されました。
ボストンのDITAユーザズ・グループで過去2年間にDITAのビジネス的な意味に関連して、よく聞かれた質問から、10項目を取り上げて、質問表とし、その回答をもとに指数化したものです。
4月18日時点のDITA指数表は次のようになっています。
項目 | 平均点 |
---|---|
コンテンツ管理システムを使用しているか? | 5.1 |
コンテンツを構造化しているか? | 3.5 |
コンテンツをどの程度再利用しているか? | 9.5 |
シングル・ソース(コンテンツをマルチ形式で出版しているか?) | 8.7 |
コンテンツを翻訳しているか? | 6.4 |
メタデータはマークアップされているか? | 4.4 |
コンテンツはモジュール化されているか? | 5.8 |
条件処理(コンテンツを聴衆毎に変えているか?) | 5.0 |
タスク志向とミニマリズムに従っているか? | 4.5 |
標準化の重要性(共有されたプラクティスを使いたいか?) | 9.0 |
これを見ますと、DITAの価値として
○コンテンツ再利用
○シングル・ソース
○標準
の3項目を重視している人が多いということが分かります。
投稿者 koba : 2008年04月20日 08:00
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