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2008年04月22日
2008年DITA/CMS会議のハイライト
4月7-9日に、カリフォルニアのSanta ClaraでDITAとCMSを中心とする会議がありました。
Content Management Strategies/DITA
North America Conference 2008
アンテナハウスも出展しましたが、そのハイライトがSunのブログに紹介されていました。
Highlights of the 2008 DITA CMS Conference
このブログを書いている、Eric Armstrong氏は、DITAについてもかなり前向きに捉えているようです。
別のトピックの中ですが、「Some folks here are taking a very strong look at DITA. I'm certainly one of them.」(Posted on: Sep 15, 2007) (ここでは、DITAに対して非常に強気の見方の人がいるが、自分も確かにその一人だ。)という発言がありました。こことは、たぶんSunのこと。
○DAISYというWYSIWYGのWikiに関する紹介が一番良かったとのことです。
彼のブログを読んでみますと、どうもDITAオーサリングをWikiで実現することに関心をもっているようです。一般には、DITAは、コンテンツ(トピック)を再利用するために、コンテンツの構造に強い制約をかける為、慣れないとオーサリングをし難いようです。このあたりをどうやって解決するか?ということが課題らしいです。
○第2位は、DITAStormというWebブラウザでDITAを編集するエディタです。
DITAStormはブラウザ・ベースのDITA-XMLエディタ。これは、あまり素人向けではなく、所謂XMLエディタの雰囲気ですので、XMLに慣れている人向けではないかと思います。
○第3位は、MarkLogic Serverです。
MarkLogic社はアンテナハウスのUSのリセラーです。MarkLogic Serverは、以前にお話しましたO'ReillyのSafariU出版システムのサーバとしても使われています。
2008年03月13日 O'Reilly MediaのSafariU
MarkLogic Serverは、ドキュメントのバージョンをオン・デマンドで組み立てて配信するダイナミックなコンテンツ配信の標準という評価をしています。
投稿者 koba : 2008年04月22日 08:00
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