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2007年12月30日

PDFの世界標準ISO 32000がISO標準になったら?(4)

昨日は、PDFの仕様ISO DIS 32000が、ISOの標準規格になったら、ますますPDFソフトの種類が増えるだろうもお話しました。

2007年12月29日 PDFの世界標準ISO 32000がISO標準になったら?(3)

では、そのようなPDFソフトはすべてISO規格準拠と主張できるのでしょうか?もし、そうだとしますと、自称ISO準拠のPDFソフトが雨後の筍のように登場することになります。

そうなりますと、何からの基準をもって、PDFソフトがISO規格準拠かどうかを認定することが必要となるでしょう。そうしないと、自称ISO準拠のPDFソフトで作成したPDFを相互運用できないことになります。そうなればISO規格の権威は地に堕ちてしまいます。

ISOの規格で最も成功したのは、組織の品質管理に関する規格ISO9000ファミリーだそうです。

ISO9000では、審査登録機関があって、そこで認定を受ける仕組みがあり、世界で80万箇所の事業所が認定を受けているのだそうです。ISO規格をベースとするコンサルティングが大きなビジネスになっているようです。

将来的には、PDFも、恐らくこのような認定が行われるようになるのではないかと思います。PDFの場合は、供給者が何十万箇所にのぼることは考えられませんので、認定ビジネスを成立させるのは、かなり難しい課題かもしれません。

しかし、PDFは将来的には紙の代わりに世界中に流通するメディアになるでしょうから、相互運用を保証するための認定の仕組みが必要ではないかと思います。必要性があればビジネスが生まれるのは自然。きっとどこかで誰かがそのようなサービスを始めることでしょう。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック