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2007年12月18日
WebFontについて(2) もう少し
昨日、お話しましたWebフォントについて、もう少し。
CSSの提唱者であるHåkon Wium Lieさんのブログに、少し古いですがWebフォントの記事とサンプルがあります。
通常の印刷では、様々なフォントを使うことができるのに、Webのデザイナーは、10種類やそこらの、普遍的に入手可能なフォントを使ってデザインしなければならない。
などとあり、Webフォントを使ったページデザインの例、WebフォントのCSSによる使い方の説明が出ています。
○Webフォントの歴史
Webフォントは、1998年にCSS2で、スタイルシートからフォントをリンクする方法が説明されており、MicrosoftとNetscapeがサポートしたのですが、(1)両方ともTrueTypeをサポートしなかったこと、(2)両者が、それぞれ別々に、EOTとTrueDocというあまり使われず、ツールもないフォーマットをサポートしたために、忘れ去られていたんだそうです。
なるほどー。
いまは、一般的でないフォントを使おうとすると、画像化してからWebページに貼り付けるしかないようです。
Håkonさんのブログで紹介されているCSSZen GardenのWebページも一部の文字は画像化して埋め込まれているものです。
こういう使い方はやはり変態的ですし、確かに、いろんなフォントを自由自在に、簡単に使えるようになればWebページの表現は、もっと楽しいものになりそうです。
しかし、考えて見ますと、PDF(あるいは、電子文書)へのフォント埋め込みを許諾しているフォントは多いですので、PDFへのフォント埋め込みと同じレベルで、HTML+CSSへのフォント埋め込みを可能にできないのでしょうかね。
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