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2007年11月11日
DWFx AutoCADのXPS出力
先日、AutoCADの新しいファイル形式がXPSベースになっているという話を聞きました。
調べてみましたところ、AutoCADにはDWFという配布形式がありますが、DWFのXPS版としてDWFxというのができているようです。
DWFファイルを表示するには、これまでDWF専用のビューアが必要でしたが、XPSベースになることで、WindowsVistaなどでは特別なビューアを使うことなくAutoCADの配布形式を表示できるようになるそうです。
DWFx:マイクロソフトと DWF テクノロジーでコラボレーションを強化
ところで、DWF:設計情報のパブリッシュに最適のファイル形式というホワイト・ペーパーを見ますと、DWFとPDFを比較して設計情報の表現のためには、PDFよりもDWFの方がずっと良いという、なんとなく、挑戦的な説明がなされています。
いままでそういう見方をしたことがなかったのですが。というよりも、設計情報の分野にはあまり詳しくありませんので、考えたこともなかったのですが。しかし、それならなぜ、マイクロソフトと協力して、XPSベースのDWFxを作ったのでしょうね。
でも、DWFxは少しばかり気になる存在になりました。
投稿者 koba : 2007年11月11日 08:00
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コメント
ブログの絵が真実だとすると、DWFxとXSPは、全然、コンパチじゃないですね。XSPの都合の良いとこだけとって、独自拡張していると言っても過言じゃない。
仕様をオープンにすると、こういうのが一杯出てくるという見本?
投稿者 小林 : 2007年11月11日 16:11
DWFxはXPSベースだけれども、メタデータとしてDWFの情報をすべて含んでいるということでしょう。設計情報を含んでいて、しかも特別なアプリケーションなしで表示、印刷ができるということで、PDFよりも従来のDWFよりもDWFxの方がずっと良い。
参考:
http://dwf.blogs.com/beyond_the_paper/2007/03/comparison_of_a.html
投稿者 村上真雄 : 2007年11月11日 11:37