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2007年11月16日
Google Docs は進歩しているか? — ワープロ文書の場合
先日、Google Docsを1年振りに触ってみましたところ、1年前はワープロ文書と表計算だけでしたが、今は、プレゼンテーションも作成できるようになっていたこととお話しました。この点では、進歩しているといえるのですが、その後、たまたまワープロ文書を少し触ってみました。どうも、ワープロ文書は全然進歩していないような印象を受けます。それどころか、以前よりも悪くなっているのではないかという印象すら受けます。
例えば、ワープロ文書をひとつPDFにしてみました。
まず、文書をパブリッシュしてみました。
http://docs.google.com/Doc?id=dxspw42_184d7zj8c
この文書をPDFに保存したものがこれです。
○アドビ・リーダの画面
○PDFファイル
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このPDFをご覧いただきますと分かりますが、日本語の文字の配置がかなり異常になっています。
PDFのプロパティを見ますと、PDFの生成はOpenOffice.orgを使っていますし、日本語フォントは依然として東風明朝です。
※ご参考
2006年10月17日 Google Docs/Spreadsheetsを初体験(4) — Kochi-Minchoで、東風明朝の問題を指摘しました。
ざっとみまして、ワープロ文書については、この1年間でほとんど進歩していないような印象を受けます。
ワープロ文書の編集メニューは、昨年とまったく変わっていないようです。次の画面は、昨年のブログで紹介した文書を、もう一度、ローカルPCからアップロードしたものです。
この画面を昨年のブログの画面と比較しますと、全く変わっていません。
2006年10月16日 Google Docs/Spreadsheetsを初体験(3)
この文書を、PDF保存してみました。このPDFの文字が画面上とずれている度合いも、昨年と全く同じです。
ファイルをダウンロード
従って、ワープロ文書編集、PDF出力に関する部分については、昨年からほとんど変わっていない、と言えそうです。
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