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2007年09月13日

XSL Formatter ケーススタディを公開

XSL Formatterケーススタディ」のページでは XSL Formatter を実際に運用していますユーザ様のケーススタディを掲載しております。今回、以下のケーススタディを追加いたしました。XSL Formatter 運用の参考にしていただければと思います。

技術論文誌「NEC技報」の自動組版(技術論文のWeb入稿による自動組版)
六法集のWeb入稿による編集・自動組版システム
会員向けDM自動組版(加盟店情報のWeb入稿による自動組版)
オリジナルカタログ作成ツール「PROPO」(営業マン支援の提案書作成ツール)

これらのケーススタディは、9月7日のX-over Dev Conで紹介させていただきました内容をレポートしてまとめたものです。

この中の二つは、昨年のPage 2006にてエクスイズムより紹介があり、本ブログでも紹介済みです。

2006年02月04日 自動組版によるPDF生成で六法全書を出版
2006年02月05日 Webで加盟店情報をPDF化

上のブログの記事と今回のペーススタディのレポートと合わせてご参照いただければより詳しく理解していただけるものと思います。

他のケーススタディは、NEC技報のXML入稿・組版と、オリジナルカタログ作成ツール「PROPO」につきましては、今回が初めての公開です!

NEC技報のようなメーカの技術評論誌は、他の会社でも沢山発行されていると思います。現在は、その多くが、恐らくDTPを使って作られているものと思います。それらは、だんだん、紙の出版物から、電子媒体へ、また、WebのHTMLとPDFへと発行手段が変遷していくと考えられます。そうした中での、電子的にデータを蓄積すること、蓄積したデータをHTMLやPDFといった形式で入手可能にするシステムとして、先駆けのケースと言って良いと思います。

また、オリジナルカタログ作成ツール「PROPO」のようなカタログや提案書作成もXMLによる自動組版の向いた分野と考えられます。

このようなシステムを研究していただいて、より多数の方に、XSL-FOを採用していただければ幸いです。XSL-FOは、他にも多数の優れた利用例がありますので、これからもっと積極的にケーススタディに紹介させていただきたいと考えています。ユーザの皆様にはぜひご協力をお願いします。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック