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2007年07月09日
PDFビューアにタブ表示機能の時代が来るか?
PDFのビューアといえば、Adobe Readerで決まりという時代が長く続いてきたが、今後、数年でPDFビューアにも新しい時代がやってくるかもしれません。
サードパーティのフリーのPDFビューアでは、高速で人気のFoxItビューアがあります。FoxItビューアは、通常のPDFを表示するにはかなり便利でそこそこの精度が出ています。
今日、ちょっとインストールして動かしてみました程度ですがPDF-XChange Viewer 1.x(英国のTracker Software Products Ltd)というのも結構いけそうです。
窓の杜からダウンロードできます。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/06/19/pdfxchanview.html
速度は、FoxItビューア並みのような気がします。計測したわけじゃありませんが感覚的に。
この特徴は、タブブラウザ的にPDFをいくつも開いて切り替えできることです。次の図をご覧ください。
この図では現在3つのPDFを開いています。
3つのPDFに対応するタブがあって、タブで選択することで表示対象のPDFを、瞬時に切り替えることができます。
それから、このPDF Viewerは注釈をつけたり、線や円を引くこともできると説明されています。(ちょっとやってみた範囲ではうまくできませんでした、使い方が悪いかもしれませんが)。注釈やコメントなども簡単なものは無償になってしまうかもしれませんね。
いづれにせよ、海外ではPDFの表示にAcrobat Reader以外の選択枝が、だんだん増えているということなのでしょう。
ちなみに、アンテナハウスもPDF Viewerを作っています。
Antenna House PDF Viewer SDK
弊社の場合は、アプリケーションを開発するための基盤技術として位置づけていますので、Viewer単独で公開する予定はないのですが。
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