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2007年06月02日
XSL Report Designer V2.1 を発売
アンテナハウスは、6月1日にXMLデータをレポート形式で出力するためのレイアウトをデザインする「XSL Report Designer」のV2.1の日本語版と英語版を同時にリリースしました。
本製品は、XMLを綺麗にレイアウトするためのレイアウト指定言語「Extensible Stylesheet Language」(XSL-FO)に準拠するレポートをWindowsの画面上で対話的にデザインするソフトです。
レイアウトした結果からXMLをXSL-FOに変換するためのXSLスタイルシートを自動生成することができます。通常、XSLスタイルシートを開発するには、XSLスタイルシートに関する詳しい知識が必要です。しかし、本製品を使いますと、XSLスタイルシートの開発の工数が不要になります。
また、XMLデータをXSL-FOに変換するのに、本製品添付のJAVA版ランタイム・エンジンを使うこともできます。ランタイム・エンジンを使うと、XSLスタイルシートでは使うことのできない計算機能などが利用できます。
「XSL Report Designer V2.1」では、新たに、次の機能を強化しました。
○表のスパン機能
表において、複数のセルをまとめることができるスパン機能。これによって、Excelのように表スパンを使った表が設計できるようになりました。
○オブジェクトのグルーピング機能搭載
レイアウト時に、オブジェクトをまとめて、グループとして扱うことができるグルーピング機能を搭載。オブジェクトのレイアウトがさらに簡単になりました。
○便利な吸着モード
レイアウト時に、オブジェクトを移動する際、直近の角に吸いつく吸着モードを搭載。オブジェクトのレイアウトがさらに簡単になりました。
○スタイルシート出力の強化
V2から搭載され、大変、ご好評をいただいている「XSLスタイルシート」出力機能を改良し、表のスパンに対応した出力ができるように改良しました。
■本製品についての詳しい情報
○日本語版 http://www.antenna.co.jp/designer/
投稿者 koba : 2007年06月02日 08:00
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