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2007年03月07日
日本人一人あたりの紙消費量
日経BPのニュース配信の中で、宋文洲の傍目八目という記事は楽しみに読んでいます。先日(2月22日)、「日本は本当に「環境先進国」なのでしょうか 」という話があり、これは結構いろいろ反発があるのでは?と思っていましたが、3月1日は、「中国人を理由に僕を非難する方々へ 」という話でした。
やはり。。と思いましたが、その中で、日本人の紙の消費量について、「日本製紙連合会の資料では、日本人1人あたりの紙及び板紙の消費量は2004年時点で247キログラムです。世界の平均は56キログラムで、参考までに中国は42キログラム、インドは7キログラムです。」という一節があります。
これを見ての感想なのですが、昔、30数年前には、紙の消費量は国の文化度のバロメータというような説があり、紙の消費量が多い国の文化度が高い、という風に思っていたものです。いまや、時代が変わり、環境保護、CO2排出量を減らすために、紙の消費量を減らさなければならない時代になっています。
私も、実際のところ、頭の中では、紙の消費を減らしていかないといけないんだな、ということは気にしているのですが、なかなか、気が付かないところで無駄に紙を使っています。
最近は、電子メールで連絡することが多くなり、紙を郵送する代わりにPDF添付のメールをやりとりして済ませることが増えています。しかし、つい、紙を郵送してしまうこともあります。先日も、アンテナハウスの株主総会の開催通知を送りましたが、その際、PDFで作成した営業報告書などの資料をわざわざ紙に印刷して株主全員に郵送してしまいました。後で、そういえば半分くらいの人は、メールアドレスが分かっているのだからPDFで送れば良かった、と反省しています。
毎年習慣的にやっていることなのですが、どうも習慣を換えるのは難しいものです。しかし、やはりこれからは、紙の無駄な消費を減らすことにもっと留意していかないといけないのでしょう。ひとり一人が少しでも減らせば、全体ではかなりの量になるでしょう、経済活動とはそういうもの。
と言うわけで、最後に、我田引水ですが、PDFをもっと簡単に活用できるようにするソフトを多くの人に提供することは、社会全体のためにもなることだ、と重要な使命を再認識しました。
投稿者 koba : 2007年03月07日 08:00
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