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2007年03月19日
PDF Viewer SDK 1.4をリリース
PDF表示機能をアプリケーションに組み込むための開発キット「PDF Viewer SDK」がV1.4になりました。
ご承知のようにPDFには次のようなハイパーリンク機能を埋め込むことができます。
・PDFの内部へのリンク
・外部のファイルへのリンク
・外部のuriへのリンク
V1.4 では、これらのPDFのリンクをたどるための関数を追加しました。
なお、これらのハイパーリンクはPDFの仕様ではリンク注釈として定義されており、PDFの仕様におけるリンク注釈は、ハイパーリンクを含む様々なアクションを定義することができます。この中で、PDF Viewer SDKに追加したのは、上のようなハイパーリンクを行うための機能のみですので、リンク注釈の機能全体から見ますと、2割くらいにあたると思います。
まだ先が長いといいますか、実際のところ、なぜ、PDFの仕様では、こんなに沢山の機能を定義しているのか、本当に必要なのか理解に苦しみます。
PDF Viewer SDKを開発する理由については、以前に説明しました。
なにか、PDFに関係する製品を作ろうとしますと、PDFを表示する機能が必要になります。そうしますと、PDFを表示する機能を、自力で開発するか、Adobeまたは他の会社から調達するかのどちらかが必要になるでしょう。
日本の多くの会社はPDFを画像に変換してしまって、画像としてPDFを表示しています。しかし、それでは処理速度も限界がありますし、その後、表示したデータを使って再びPDFを作るとき困ることになるでしょう。
そんなわけで、PDF Viewerの必要性はますます高まっています。既に、弊社の製品では次の製品にPDF Viewer SDKを使ってPDFを表示する機能を組み込んでいます。
・リッチテキスト・コンバータ
・自在眼
・リッチテキストPDF
・書けまっせ!!PDF
・アウトライナー
・XSL Formatter
・自在眼SDK
ご覧いただくとお分かりの通り、弊社のほとんど全ての製品でPDF表示を行っており、現在、PDF Viewer SDKが最重要コンポーネントの一つになっています。
投稿者 koba : 2007年03月19日 08:00
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