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2007年03月06日
3月末より『自在眼10』を発売
アンテナハウスは、2007年3月26日より、『マルチ・ファイルビューア 自在眼10』を出荷開始いたします。
『自在眼10』は、日本語ワープロ文書や表計算ワークシート、パワーポイント、PDFなど200種類以上のファイル形式に対応し、簡単操作でファイル内容を表示・印刷するソフトです。文書・画像フォーマットの変換や圧縮・解凍、マルチメディアファイル再生までもできます。
『自在眼10』は、動作環境にWindows Vistaを追加、Windows95以降の全てのWindowsオペレーティング・システムで動作します。
今回のバージョンアップの目玉は、新しく開発した高性能文書ビューアです。
PDF、Microsoft Word、PowerPoint、一太郎の表示には新しい高性能ビューアを使用します。それぞれ次のような特徴があります。
(1) PDF表示の高精度化
自在眼9で追加した新PDFビューアを改良し、埋め込みフォントの表示やスムージング表示などに対応しました。
(2) 新Wordビューアを追加
新ビューアでは縦書き文書で文字が正立した表示となりワードアートや図の表示精度も向上しています。スムージング表示にも対応。 新WordビューアはMS Word 97から2003に対応しています。
(3) 新PowerPointビューアを追加
新PowerPointビューアを追加しました。新ビューアでは、文字列検索、ハイパーリンクやボタンのクリックによるジャンプに対応しました。またクリップボードへのコピーで文字もコピーされます。スムージング表示にも対応。新PowerPointビューアはMS PowerPoint 97から2003に対応しています。
(3) 新一太郎ビューア追加
新一太郎ビューアを追加しました。新ビューアでは縦書き文書で文字が 正立した表示となり枠飾りなどへの対応も強化しています。スムージング表示にも対応。 新一太郎ビューアは一太郎8から最新の一太郎2007に対応しています。
新しいワープロビューアでは、縦書きの文字を正立した状態で表示できるようになりました。論より証拠『自在眼9』と『自在眼10』でMicrosoft Wordで縦書した文章を表示してみました。
■『自在眼9』で縦書き文書を表示
■『自在眼10』で縦書き文書を表示
日本語向けのビューアとしては、縦書き表示ができるようになって漸く1人前ということ。『自在眼』の初版発売は1997年秋ですので、10年かかって漸く縦書き表示ができるようになったわけです。
■オリジナル(Microsoft Word 2003英語版で作成)