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2007年02月14日
Microsoft Office のOffice Open XMLのISO化は難航?
Microsoft Office2007のXMLファイル形式である、Office Open XML形式のISO化が難航するかもしれない、というニュースが流れていますね。
『Open Office XML』形式の ISO 標準化に障害あり?
Office文書ファイル形式の標準をめぐる争いは、SunやIBMとMicrosoftの代理戦争のようなもので、政治的な話。本当にユーザの立場に立った議論なのかどうかいつも疑問を感じています。
そういえば、XSL-FOの標準化でも、「2006年12月12日 XSL-FO 2.0 Workshop続き」で、昨年10月のハイデルベルグでのXSL-FO 2.0 Workshopのことをお話しました。12月12日の時点では、アンテナハウスの要望がちゃんとWebに掲載されていたのです。しかし、今見ると、取り下げになっています。取り下げたつもりはないのですが。
うーーん。これも規格戦争の一旦?
でもちゃんと、サーバには残っているようで、ここからPDFを落とせますよ!
http://www.w3.org/Style/XSL/2006-Workshop/AntennaHouse_XSL_and_CSS_Proposal.pdf
こういうのをきっと頭かくして尻隠さずというのでしょうね。それにしても、CSSとXSL-FOの整合性を取るほうが、長期的にみれば好都合なことは明らかなのに、なぜ、この分かりきった提案を採用できないのか?あきれた話です。よほどやりたくない人がいるんでしょうね。
最近、Webページをxhtml+CSSで作っていて、やはりCSSの方が、XSL-FOより遥かに分かりやすいと感じます。無論、XSL-FOにはそれなりの意義があります。しかし、XSL-FOはやや専門的なので、CSSの方が採用されやすいだろうということです。
今日からPDF総合案内のページを更新しました。このページは、完全にxhtml+CSSです。
投稿者 koba : 2007年02月14日 08:00
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