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2007年02月21日
雛形PDFにデータを差し込みして、新しいPDFを作成
XSL Formatterは、XSL-FOでレイアウト指定されたドキュメントを組版してページを作りだし、その結果をPDFに出力するソフトです。
XSL Formatterではページの背景(ページの一部を含む)にイメージ画像だけでなく、PDFもそのまま使うことができます。この背景画像として、PDFで作成されたフォーム(帳票)を使えば、PDFで作成した雛形帳票にデータを書き込むソフトとしても使えることになります。
XSL-FOをサーバサイドで、ダイナミックに生成して、それを雛形PDFに書き込んで、新しくPDFに出力すれば、それは、そのままPDFにデータを差し込みして、新しいPDFを作成するソフトとして使えます。
実は、このアイデアをデスクトップ製品として実現したのが、「書けまっせ!!PDF2」なのです。
ところが、最近は、「書けまっせ!!PDF2」で、帳票のバッチ処理をしたり、あるいは、「書けまっせ!!PDF2」のような機能をサーバサイドで使いたいという問合せがちょくちょく入ってくるようになりました。
そこで、原点に帰って、「XSL FormatterでPDF用紙に差し込み印刷」という簡単な資料を作成してみました。
詳しくはこちらをご覧ください。
「PDF資料室」
「XSL FormatterでPDF用紙に差し込み印刷」
この資料を作るのに2時間くらいかかってしまいました。それにしても最近XSL-FOをほとんど忘れかけています。(もっとも、もともと、そんなに詳しい訳ではないのですがね。)
XSL-FOを使えば、こんなこともできるんだということを知っていただきたいと思います。それで、皆さん、もっとXSL-FOを勉強しましょう。世界標準XSL-FOについて、もっといろいろな用途に応用したり、新しいアイデアで活用できる人が増えて欲しいものです。
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