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2006年12月15日
Adobe Reader 8.0の機能について (2)
次は、編集メニューですが、編集メニューの項目は変更になっていません。
ただし、メニューだけでは分かりませんが、検索機能が強化されています。検索メニューを選択しますと、次のようなダイヤログがでます。標準では左の図になりますが、下の方に、「高度な検索オプションを使用」という表示があります。それを押してみますと、図の右のように検索ダイヤログが変わります。
標準の状態では、Reader7と検索機能は同じになっていますが、「高度な検索オプションを使用」状態では、語幹検索、添付ファイルの検索、さらに、インデックスを選択しての検索なども可能になっています。
実際のところ、新しい検索機能をつかってどの程度便利になるかは、詳しく評価してみないとなんともいえませんが、ひとつの機能強化ポイントと言えます。
さらに、環境設定についても少し変更になっています。次の図は、左がReader7、右がReader8です。
まず、眼につきますのは、Web会議、オンラインサービス、レビューが増えていることです。それから、ものさしが2次元と3次元に分かれています。信頼性管理マネージャが、マルチメディアの信頼性と信頼性管理マネージャの二つに分離されました。
この中で面白そうなのは、レビュー設定でしょうか。次のようになっています。
共有レビュー機能で、注釈の改訂をウオッチする時間間隔を設定するのですが、Adobe Readerをこういう使い方をする人が一体どのくらいいるのでしょうか?
投稿者 koba : 2006年12月15日 08:00
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コメント
mmitg さん、ありがとうございます。
注釈のつき具合をRSSで出力ですか。なるほど。
Acrobatの注釈もいまひとつ操作性が良くないので、私的にはあまり使おうと言う気になっていませんでしたが、ニーズがあるなら、もっと良いものを作ることは考えられますね。
弊社でもそういうの開発しましょうか。(まだ、思い付きですけど)。
投稿者 koba : 2006年12月15日 21:59
はじめてコメントさせていただきます。
まだ製品版の「8」は見ていないのですが、注釈の付き具合をRSSで吐いたりしても便利かなとは、以前から思っていました。(当然RSSリーダでウォッチする)
ある文書を複数人で集中的にレビューして注釈を付けていく際、特にそのチームの中でのやり取りが発生するケースでは、こういった機能も有効ではないかと考えます。
Adobeが掲げている「コラボレーション」のコンセプトに沿った機能だと理解できます。
ただ、当方のシステムでのニーズは「Reader」では満たせないため、「Acrobat」との対比においては「特に無くてもよい」です。
投稿者 mmitg : 2006年12月15日 09:07