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2006年12月14日
Adobe Reader 8.0の機能について
Adobe Reader 8 を使い始めている方も多いと思います。私も、しばらく前からAdobe Readerを新しくしました。そこで、Adobe Readerが新しくなって、どんな機能が追加されたのかを少し調べてみました。
まず、起動のスピードですが、ブログでいくつかAdobe Reader 8を取り上げているものに眼を通してみましたが、「起動が早くなった」という声が見られましたが、私の印象では特に変わっていないように思います。もっとも、きちんと計測した訳ではありませんが。
メニューバーに表示されるメインメニューですが、これはAdobe Reader7から変わっていません。
次に各メニューについて調べてみます。
○ファイル・メニュー
ファイル・メニューには、「Web会議を開始」が追加になっています。それ以外は、順序が変わっているようですが、大幅な変更はありません。
早速、「Web会議を開始」を選択しますと、「Acrobat ConnectでWeb会議を開始」というダイヤログがでます。しかし、無償体験版にサインアップはまだ使えないようです。日本でのサービス開始は2007年からのようですからまだ準備中なのでしょう。気になるお値段ですが、ホスティング(ASP)サービスで1年間5ユーザ約70万円となっています。
実は、弊社でも、Webによる会議を導入しようかとあるサービスを少し調査しましたが、そのサービスでは、初期導入費用が50万円、年間のランニングが18万円でしたので、弊社で使う場合は、どうもアドビの方が高いようです。もっとも、少し試したところ、どうもまだ機能と品質(音声・画像)的に少し不満で先送りしてしまいました。機能的には、アドビのサービスの方が少し上かなと思いますので、次の機会は、有力な候補になるかもしれません。
さて、細かい機能ですが、「印刷」メニューに、「小冊子の印刷」という機能が増えています。
「両面で印刷」、「片面で印刷(表)」、「片面で印刷(裏)」が選択できます。また、次の図のように、綴じ方として、「右」、「左」、「縦長右」、「縦長左」を指定できます。
例えば、「両面で印刷」-「右」を指定して印刷しますと、両面に右開き(縦書き和書)に印刷します。「両面で印刷」-「左」を指定して印刷しますと、左開き(横書き和書、洋書)の製本になります。プリンタで印刷して冊子を作ることができるようです。縦長はどうも意味が分かりません。どんな冊子になるのでしょうかね。
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