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2006年10月04日
「いまさら聞けないPDF」セミナー 終了しました
PDFセミナーいまさら聞けないPDF 「PDF活用のいろは」編を、7月末から4回開催しました。
この間、大勢の方にご参加いただきありがとうございました。
いろいろな業種からご参加いただいたのですが、全体として感じましたのは、PDFはかなり普及しているように思えますが、実際にはPDFのメリットを生かした使い方がなされていないようだ、ということです。
一般の人たちは、PDFをドキュメントを紙に出す代わりに印刷して配布する形式として使っているだけで、PDFのもつポテンシャルはほとんど理解されていないといっても過言ではないようです。
いままで、また、今でも、PDFというと印刷関連業界の人が、恐らく業務上でしょうが、一番関心をもっているようです。
しかし、2004年に1980円のPDF作成ソフトが日本に登場して以来、恐らく、廉価なPDF作成ソフトはあわせて200万本程度は市場に出回っているのではないかと思います。200万人というのは、パソコンユーザ全体から考えますと、まだ小さな数字です。
しかし、無償のPDF作成ソフトもありますし、さらに高価なAcrobat Professionalのユーザまで含めますとPDF作成ソフトのユーザは、その数倍はいるでしょう。
ユーザ数の増加に加えて、層の広がりも非常に幅広くなっています。
さらに、来年は、Office2007のPDF作成機能も登場して、PDF作成ソフトのユーザはさらに爆発的に増えていくものと予想されます。そうしますと、来年には爆発的な数の、また、様々な種類のPDFファイルが流通するようになると思います。
そういう中で、PDFツールのベンダとして、社会のお役にたつためにどういうことを行っていくべきか、もう一度良く考えねばならないと思います。
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