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2006年09月23日
米国議会図書館のコレクション文書(XSL Formatter利用例)
米国の議会図書館(Library of Congress)では、色々な資料のPDF化にXSL Formatterを使っています。それで、なにか公開している利用例はない?と聞いてみましたところ、幾つかURLを紹介していただきましたので、次にご案内します。
次のページをご覧ください。
http://memory.loc.gov/cocoon/ihas/loc.natlib.ihas.200033529/full.html
http://lcweb2.loc.gov/cocoon/ihas/loc.natlib.ihas.200028017/full.html
右の方にView PDFというリンクがありますが、そこからPDFファイルをダウンロード・表示できます。PDFのプロフィールを見ますと、確かに「XSL Formatter」で作成したとあります。
最初のPDFは、Richard Rogers Collectionという表題です。ハマーシュタインとペアを組んで、「王様と私」、「オクラホマ」、「サウンド・オフ・ミュージック」などの様々なミュージカルの曲を作った人ですね。この人の業績を集めたものの説明書のようです。
PDFの本文
本文は上のように、見出し付き箇条書きの体裁になっています。
2番目のPDFは、Jazz on the screen - a jazz and blues filmographyという表題です。内容は、14000に上る、映画やテレビのフィルムで流れている1000曲に上るJAZZやブルースをデータベースに収録し、それを取り出してPDF化したもののようです。
PDFの表紙
データベースからデータを取り出して、XSL スタイルシートでレイアウトを指定し、XSL FormatterでPDF化したものです。本文には2段組、3段組が使われています。トータル1082ページです。
XSL Formatterによる自動組版で可能なレイアウトの一つの例として参考にしていただきたいと思います。