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2006年09月15日
Wagby とXSL FormatterでWeb レポートPDFを作成
昨日(14日)は、ジャスミンソフトと共催で「Webレポート作成システム紹介セミナー」を開催しました。
今回は、なぜか、参加者があまり多くなかったのですが、ジャスミンソフトの「Wagby」は、皆さん、一度お試しになってみる価値があるソフトウェアと思います。ソフトウェアを辛口評価で切りまくるかみそりk16も、「プレゼンテーションが上手なせいか良さそうに見えた」とのご宣託でした。(素直に褒めてないですがね。それでも結構な褒め言葉です)。
私も、話を聞いていまして、このWagbyが普及したらWebレポートシステムを作るSI会社の初級プログラマは全員失職してしまうんじゃないかな、と心配になったぐらいです。
Wabyとは、Excelのシートをもとに、Webブラウザを使ってデータを登録・検索・更新・削除・表示をするデータ処理用JAVAプログラムを自動生成するソフトウェアです。
まず、Excelのシートに入力されているデータを解析して、データベースを自動設計し、データベースの接続用のサーバプログラムを生成します。
さらに、Webブラウザで表示・入力するための様々なフォームも自動生成します。このフォームは簡単なものだけではなく、必須チェック、文字形式チェック、禁止文字チェックなどの入力支援機能を設定したり、一度入力したデータをコンボボックスやテキストフィールドと連動させて再利用したり、コピー登録、入力不可制御などさらに高度な入力支援機能もいろいろ設定できます。
また、ログオン認証に加えて、ロールベースの権限管理も可能になっていることで、銀行業務のような、高度な業務アプリケーションを構築した実績もあるとのことです。
同時接続数10ユーザまでで、簡単なデータベースを内蔵した無償版も提供されていますので、関心をお持ちの方は、お試しになってみると良いと思います。
Wagbyが進化していくと、SEが客先で話を聞きながら、Wagbyを使って、さっさっとWebレポートシステムを作ってしまう時代が到来するのではないでしょうか。
さて、肝心の自社製品のPRが後になってしまいました。
Wagbyでは、データベースのデータをXML形式でエクスポートできます。あるお客様でWagbyで作成したデータから報告書のような体裁をもつレポートをPDFで出力するのにXSL Formatterを使っていただいています。
このケースでは、XML文書の内容によって出力レイアウトを変更してPDFを作成したいという顧客の要求がありました。なかなかそれに応えられるPDFツールが見当たらなかったところ、XSLTプロセサと組み合わせて柔軟にレイアウトを切り替えることのできるという点でFormatterを採用していただいたとのことです。
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