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2006年08月26日

XSL-FO 2.0

XXX 2.0流行のこの頃ですが、XSL-FO 2.0会議が10月18日に開催されます。

Workshop on the Future of the Extensible Stylesheet Language (XSL-FO) Version 2.0
18 October 2006
Heidelberg, Germany
Located at offices of Heidelberger Druckmaschinen AG

XSL-FOは、そろそろV1.1が勧告になりますので、次は2.0を作ろうということです。
W3CでXSL-FOの開発が始まってからそろそろ8年(もう8年というべきでしょうか)。
アンテナハウスがXSL Formatterを開発初めてからちょうど7年になります。

XSL-FOは海外ではかなり普及していると思います。

しかし、日本では、実際のところ、かなり良い利用例も出てきているのですが、今ひとつ普及が進んでいないように思います。

先日、ジャストシステムの「2006年3月決算期事業戦略説明会」の資料をみてましたら、27ページにXML技術に関するHype Cycleという図が出ていました。(出展はガートナーグループの資料となっています。)

この図では、XSL-FOは、Peak of Inflated Expectations(過剰に膨らんだ期待のピーク)に分類されています。しかし、ちょっと違うんじゃないかな?もう、とっくにピークもTrough of Disillusionment(幻滅の時期)も過ぎて、安定した実用の時代に入っているように思います。

なんにしてもXSL-FO 2.0には期待大です。

投稿者 koba : 2006年08月26日 08:00

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コメント

XSLFO2.0ですか、とっても良い響きです。
Web2.0そのものが、Webの構造化やXML活用の拡大と繋がって
いますので、XML印刷仕様であるXSLFOも2.0を提唱することで、ますますサーバーサイドXSL自動組版が活発になるでしょう。
アンテナハウスXSL Formatterは世界で最初にXSL1.1に準拠しましたので、XSL2.0にも一番乗りを期待しています。

投稿者 Kazu : 2006年08月26日 18:42

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