« PDF/X-1a:2001、PDF/X-1a:2003 (7) | メイン | Googleのクリック詐欺訴訟 その後 »

2006年07月23日

PDF/X-1a:2001、PDF/X-1a:2003 (8)

8.拡張グラフィックス状態

PDF/X-1a準拠ファイルは、拡張グラフィック状態を現すExtGStateリソース辞書の中に、伝達関数(transfer function)キーTR,TR2、あるいはハーフトーンフェーズキーHTPを含んではなりません。

※HTPキーはPDF Reference Fifth Edition には記載がありません。ISO 15930-1, 4の両方に記載があって、PDF Reference に記載がないキーワードです。

また、準拠のリーダは、ハーフトーンキーHTを無視してもかまいません。

ハーフトーンキーHTは、印刷条件特性と一致するように使わなければなりません。また、ハーフトーン辞書のTransferFunctionキーはPDF Reference に指定される通りの方法でのみ使わねばなりません。

PDF/X-1a準拠のファイルでは、HalftoneTypeキーの値は1または5の値をもつことができます。

HalftoneNameキーを含むことはできません。

※ハーフトーンの使用には制限があるとされていますが、仕様書の記載とPDF Referenceの記載を併せて見てもどうも良く理解できません。画像処理の専門家による検討が必要なように思います。

投稿者 koba : 2006年07月23日 08:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/mt-tbng2.cgi/379

コメント

コメントしてください




保存しますか?