« 2006年01月30日 | メイン | 2006年02月01日 »
2006年01月31日
サーバベース・コンバータ V1.2をリリース
アンテナハウスは、1月30日からサーバベース・コンバータ (SBC) V1.2を出荷開始しました。
SBCは、インターネットやイントラネットに接続されたサーバ上でドキュメントや画像変換を行う変換コンポーネント(モジュール)です。
V1.2では、新しく製品のラインアップにPro版を追加しました。Pro版ではSVGおよび各種の画像形式をPDFに変換したり、JPEG/PNG(Windows版のみ)に変換することができます。それ以外の機能は変わりませんが、変換の精度を少しずつ上げています。
SBCの変換機能の概要、及びPro版と従来のStandard版の変換機能については次の図をご覧ください。
※この図はPowerpointで作成し、SBC V1.2でPNGに変換した画像です。50DPIの設定で画像化しました。
サーバベース・コンバータについては、2005年11月02日サーバでOfficeからPDF、PDFからSVGとイメージで、一度、紹介しました。昨年11月2日の時点では、V1.1はWindows版のみでしたが、その後、1月12日にSolaris/Linux版もV1.1を出荷し、今回はV1.2となっています。
今回は2回目ですので、簡単な変換例を紹介してみます。
上のPowerpointの絵をサンプルにして変換例を作ってみました。まず、SBCでサムネイルを作成します。サムネイルは、Powerpointファイルを、50DPI、サイズ30%で画像化して作成しました。そのサムネイルにオリジナルのファイル、PDFファイル、SVGファイルをリンクしました。
SVGのサポートはブラウザによって異なります。
・インターネット・エクスプローラでSVGを表示するには、通常、AdobeのSVGビューアなどのプラグインを使います。
・FireFoxでは、プラグインを使わなくても、この例のような簡単なSVGは自力で表示できます。
ライセンス価格は次の通りです。今回よりソフトウェア開発ライセンスを用意しました。
(1) SBC Pro版 35万円(消費税別)
(2) SBC Standard版 25万円(消費税別)
(3) ソフトウェア開発ライセンス 20万円(消費税別)
※ソフトウエア開発ライセンスは、SBCを企業内システムやアプリケーションに組み込んだり、システムの検証、保守をするシステム開発向けの割安なライセンスです。ソフトウェア開発ライセンスを実運用するシステムに適用することはできません。実運用システムには、通常のサーバライセンスを別途お求めください。