日別アーカイブ: 2015年5月22日

Antenna House pdfview のご紹介(その2)

Antenna House pdfview についてのご紹介の続きです。

前回、Antenna House pdfview は Android NDK によりネイティブコードとして開発されていることを説明しました。ネイティブコードを利用することで、長年 PDF 製品を開発し蓄積してきた技術を Antenna House pdfview に生かすことができます。

一方でライブラリは、Android 端末の CPU アーキテクチャーに依存します。
Antenna House pdfview では、現在 ARMv7-A アーキテクチャーに対応しています。

ARMv7-A はスマートフォン、タブレット端末では広く採用されているアーキテクチャーで、 Cortex-A9 等の Cortex-A シリーズ、クアルコム社の Snapdragon のシリーズなどの ARMv7-A 互換のアーキテクチャーがあり、それらのシリーズの各種 CPU が存在します。

日本語版ウィキペディアに ARM アーキテクチャや、各 Android 端末の CPU がまとめられており、参考になります。(正確な情報は端末メーカーなどの情報をご確認ください)

・ARMアーキテクチャ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ARM%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3

・Android 端末一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/Android%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7

評価版をご用意しておりますので、ご利用端末での動作をご確認いただくことができます。ぜひご利用ください。

詳しい製品情報は、下記の製品ページをご覧ください。
製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/trial.html
お問い合わせ:
Antenna House pdfview はOEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。


Antenna House pdfview のご紹介(その1)

本日は 4月17日に OEM 販売を開始した Antenna House pdfview についてご紹介いたします。

Antenna House pdfview は Android OS 上で PDF ファイルのレンダリング(画像データへの変換)やページテキスト抽出を行うためのライブラリです。 Android アプリケーションに簡単に PDF 表示や検索の機能を組み込むことができます。

Antenna House pdfview は、ネイティブコードとして開発されており C 言語 API  が提供されますが、Java 言語から簡単に利用することができます。

Android アプリは通常 Java 言語で開発されます。ネイティブコードの機能を利用するには、Java の開発コードからネイティブコードを呼び出す必要があり、このための仕組みとして Java 言語には JNI や、取扱いを容易にした JNA などの技術があります。これらの技術は Android アプリの開発でも利用できます。

Antenna House pdfview 製品には Java で書かれた 簡易 PDF ビューアーアプリとそのソースコードが付属しており、JNA による Java ラッパーコードが付属しています。 このラッパーコードを利用すれば、Java 言語で直接プログラミングができ、ネイティブコードを意識せず開発することができます。

以上、Antenna House pdfview のご紹介でした。

評価版をご用意しておりますので、ぜひこの機会にお試しください。

詳しい製品情報は、下記の製品ページをご覧ください。
製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/trial.html
お問い合わせ:
Antenna House pdfview はOEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。