月別アーカイブ: 2012年6月

PDF Server ハンズオンセミナー!PDFをより有効に!

サーバーサイドでスキャンデータやOffice文書の自動変換を体験するセミナーを開催!
e-文書法、内部統制、情報セキュリティ、BCPと昨今の最新の話題を取り混ぜ、紙に代わる便利なPDFをより安心して企業の中で使って頂けるよう、お手伝いをさせていただきます。
無料セミナー!! 06月28日(木)、7月6日(金)
会場  アンテナハウス株式会社 セミナールーム 
開催予定日時   2012年6月1日(金)15時30分~17時(受付は、15時15分から行っております)
詳しくはこちらから
https://www.antenna.co.jp/notice/2012/pdfserver-workshop02.html
講師紹介
益田康夫:JIIMA(日本画像情報マネジメント協会)文書情報管理士上級
アンテナハウス システム営業グループ所属


来週迫る!設計・製造ソリューション展出展

来週出展する展示会情報をご提供します。
”設計・製造ソリューション展出展”
日時:6月20日(水)~6月22日(金)
場所:東京ビックサイト 東ホール ブース NO.20-26
(詳細はこちら URL:http://www.dms-tokyo.jp/
PDFServer、AHFormatter、PDF電子署名モジュールなどアンテナハウス製品を各種ご紹介します。さらにブース内では、各製品の事例を含めたミニセミナーも開催いたします。
1)主な展示製品
「AH PDF Server V3」 :新製品  CAD⇒PDF変換機能を追加して、V2か
ら処理性能も大幅アップ!  
「AH Formatter V6」    :多言語マニュアル用 自動組版エンジン
「PDF電子署名モジュール」 :サーバサイドで電子署名・タイムスタンプ付与
検証、暗号化、DRMソリューションも可能
「ServerBasedConverter」 :Linuxサーバ、WindowsServerで稼働するサムネ
イル変換サーバ
「DITAソリューション」 :製造業向け、技術ドキュメント制作・管理ソリ
ューション
2)ソリューション内容
●総務省”新ICT利活用サービス創出事業”『研究・教育機関における電子ブック利用拡大の為の環境整備』でAH_PDF電子署名モジュールが活用の事例公開!
●多言語取説・マニュアルの自動組版のソリューション事例、CADからPDF・セキュリティPDF作成などサーバサイドの自動変換ソリューションをミニセミナーを毎日実施?
是非ともご来場ください。


「ここだけ」の実践DITAセミナー」

こんにちは。XML関連の営業担当です。
先週6月8日に「「ここだけ」の実践DITAセミナー」が開催されました。
このセミナーはナビックスエクスイズム、アンテナハウスの共催で、今回で3回目になります。毎回多くの方にご参加いただきありがたく思っています。
当初、比較的少人数の参加者募集で行こうと計画を立てたのですが、いざふたを開けてみると40名様を超えるご参加があり、DITAへの関心は相変わらず高いものがあるなと、改めて感じたしだいです。
会場が少々手狭で、ご参加いただいた方には申し訳なく思っています。

セミナーですが、まずは「レガシーデータのDITA移行」と称して、既存データをDITAトピックに移行させるにあたり、その考え方や留意点の話がナビックスさんより行われました。これは個人的にも興味を持っていたテーマで、とても面白く聞くことができました。
次に「XMetaLを利用したDITA化の実際」ということで、これもナビックスさんからデモを中心に話があり、さすが、DITAに力を入れている会社さんだけあって、手慣れたものだなぁと感心しました。

最後に「DITA Open ToolkitによるPDF出力手法について」というテーマで、DITAをPDF化するためのプラグインの紹介やそのカスタマイズの方法を中心にアンテナハウスから話をさせていただきました。

質疑応答も盛んに行われ、回答者側があたふたする場面もあり(^^; 皆さんの熱意をビシバシと感じた1日でした。
ご協力いただいたアンケートを参考に4回目を企画しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。


「JATSによる日本語学術論文の標準化と自動組版」セミナー

こんにちは。XML関連の営業担当です。
先月5月24日に「JATS解説セミナー(JATSによる日本語学術論文の標準化と自動組版)」というセミナーが開催されました。
有償セミナーにも関わらず大勢の皆様にご参加いただきました。ご参加された皆様には心よりお礼申し上げます。
JATSとは学術情報誌(ジャーナル)を記述するためのXMLタグセットです。JATSのベースとしてNLM DTDというものがあったのですが、これに多言語サポートを強化したものがJATSです。
国内での電子ジャーナル公開システムの有名どころとして科学技術振興機構のJ-STAGEがありますが、このJ-STAGEで今年5月よりJATS DTDで書かれた論文の受付が始まっています。
セミナーの前半では、愛知大学の時実教授にJATSの概要解説をしていただき、JATSがどういうものなのか、また、NLM DTDがなぜJATS DTDに移行しないといけなかった等、歴史的背景のお話が興味深かったです。
JATSの仕様策定にあたり日本でも印刷会社や学界の有志がワーキンググループを結成し、米国のNLM DTDワーキンググループに対し数多くの提言を行ったとのことでした。

後半はアンテナハウスからXMLの自動組版の概要やJATSで書かれた論文をPDF化するための手法についてお話しさせていただきました。


セミナー終了後に「XSL-FOについてやっと分かったような気がした」と言ってくださるお客様がいて、まだまだFOの知名度も低いんだなぁと実感したしだいです。
J-STAGEでJATSが採用されたこともあり、今後は各学会の中で一気にJATSが普及することになるでしょう。セミナー終了後の質疑応答も活発に行われました。
参考資料:https://www.antenna.co.jp/xml/xmllist/JATS-status.html


海外出展レポート CMS/DITA North Amrerica Conference 2012 (その2)

引き続き、海外出展レポートです。
マネジメント部門
近年、情報の量が膨大になっているだけに適切なルールを定め、常に新しい情報を得、リアルタイムに情報を提供、更新できるよう、様々な経験、発想、チャレンジの発表が行われました。
適切なコンテンツを適切な場所、時に配布するストラテジーの発表、買収で大きくなった企業がグローバルスタンダードとしてDITAを適合させた事例、コンテンツ管理のコンセプトををマーケティング、製造、そしてデザイン部門に広げる議論、企業の壁を越えた(顧客、パートナー)共同制作へのチャレンジ、現代の顧客のニーズに合わせたドキュメント開発体制の再編成の事例、顧客のアクセスとユーザビリティを向上させるための施策、
部門を超えたドキュメント改善チームを構成、社内でのコンテンツ管理を統一し、ガバナンスを構築した例、システムを共有するためユーザのツールを調査によるCCMSの決定。DITA採用を成功に導くには技術ではなく、ビジネス過程の変更であること、クラウドのコンテンツ変換サービス利用でDITAへの移行計画が急速に進んだ事例、ユーザエクスペリエンスの向上を第一に考える発想、コンテンツをXMLへ移動する場合のROI (投資収益)の考察、制約を決めて情報を必要最小限にとどめ、開発プロセスを改善し合理化した事例など。
先端テクノロジー部門
このセッションでは、先端テクノロジーの重要性を議論、 HTML5、CSS3、 RelaxNG、QR コード、ipad、Android、RDF、DITA 1.3を含むDITAの未来に焦点が置かれました。
ドキュメント制作の分野は絶えず変化しています。モバイル文書 (タブレット、PC) そして、マルチメディア技術使用(3D)の増加は最新の傾向の一つです。ePub やeBook に代表されるように多くのEが存在し、昨年のDITA NorthAmericaでは、Eセッションはゼロだったのに、今年このカンファランスで5セッション登場しました。
DITA ベースの出版にHTML5 技術を適用し次世代のデバイスで、リッチで対話型で、アクセス可能なコンテンツを築くのに利用する例、HTML5のマークアップ、(ナビゲーション構造、コンテンツ要素、メディア要素)を用い、高性能なCSSを用い、JavaScriptを活用し、SVGを取り入れる例、DITA 事業のための新しい階層モデルを学ぶという新しい概念、Webを使ったトピックベースの出版アプローチの紹介、1つのCSS を使ってEpub、XHTML そして、PDF出力用のDITA-OTの構築例、DocBookベースの出版過程にDITAを導入にチャレンジした出版会社の事例、PDFを使ってタブレットに技術文書を配布する事の推奨、XMLスキーマ言語であるRelaxNGをDITAに取り入れた例、3D仮想コンテンツの利用で、開発コストの削減、グローバル市場での製品サポートの削減を計った事例など。
日系企業の発表サマリー
Epson America, Inc.:Measurable Success with a DITA CMS
エプソン・アメリカは3年以上、DITAコンテンツ管理とパブリッシング環境で実稼動しています。同社は正式な測定を行うことで実際の節約と効率性の定量化を図りました。
Fujitsu Network Communications:Migration to DITA: A retrospective
富士通ネットワークコミュニケーションズ(FNC)の技術出版部では、2008年からスタートしたDITA 移行プロジェクトについての発表を行いました。
Hitachi Data Systems:Hitachi’s Global DITA CMS Implementation Strategy
日立のストレージソリューション技術出版グループ(米国と日本の3つの国際部門でおよそ200人のライター)は、様々な日立製作所エンジニアリング・グループと共同して、エンドユーザ向け文書を作成しています。グローバル環境においてDITAを適用した経験を発表しました。
Ricoh:DITA Anchors and Development Across Agile Teams
RICHO社の製品のマニュアルを制作するにあたって、製品開発チームに影響を与えずヘルプ機能とカスタムソリューションを統合する方法が必要でした。DITAコードを使っての実践的なプレゼンテーションを行いました。
DITAコンソーシアムジャパンの派遣団による発表
近日中に、日本IBM本社(水天宮前)にてDITA Festaが開催されます。そこで派遣団によるプレゼンテーションを予定しています。
日程が決まりましたら、アンテナハウスのWebページでお知らせしますので、楽しみにお待ちください。
http://www.antennahouse.com/
http://rainbowpdf.com/


海外出展レポート CMS/DITA North Amrerica Conference 2012


CMS/DITA North Amrerica Conference 2012

CIDM(Center for Information-Development Management)によるカンファレンスで、年1 回開催されています。今回はカルフォルニア、サンディエゴにて4月23日から3日間に渡って実施されました。アンテナハウスはこのカンファレンスの出展会社であり、USオフィスから2名がスピーカーとして参加、またアンテナハウス日本からはDITAコンソーシアムジャパンの派遣団の一員として参加しました。
世界14カ国から318名が参加。4つのトラック、オーサリング、テクニカルソリューション、マネジメント、先端テクノロジーで構成され、76セッションに及ぶ熱気あふれるカンファランスでした。DITAの普及度はソフトウエア 30%、教育・研修 6%、技術文書ソリューション 5% であり、世界的なシェアの配分はNA(Norh America)72%、Europe 22%、Asia 4%、Africa 1%、Australia 1%、South Africa 1%と圧倒的に北米が多く、その中でも西海岸に集中しているのが特徴です。
オーサリング部門
DITA導入を行った様々な企業がその成功事例を発表したケースが多かったです。企業のグローバル化の急速な進展に伴い、マニュアル制作の統合をいち早く決断した企業が、コスト削減、市場への最短化を図るべく、いかにコンテンツの再利用が可能なDITAを採用したか、熱心な発表が行われました。
また、グローバルな企業での事例が多い中、教育産業で、教科書の作成にDITAは適していると判断、MathMLのサポートが必須だった事例は新鮮でした。
マニュアルは読み手のためのものです。そこでいかにユーザフレンドリーなものにするかといったテーマも目立ちました。技術文書の一部にビデオを盛り込む。例えば順を追って操作の仕方などサポート業務をドキュメントに代わって行う。YouTube、コミュニティ、ブログ、フォーラム、ツイッターなど顧客がアクセスする場所を想定し、Google 検索で可能にするなど、最新のテクノロジーを取り入れた例、3Dイメージの有効性など様々な発表が行われました。
一方、実践的なDITAコードの活用例、マニュアルなどの言語の統一に関する方法の説明など実践的な報告もあり、まさにDITA情報の共有の場であると感じました。
テクニカルソリューション部門
DITAとその関連技術についての発表がありました。翻訳向けのXML規格であるXLIFFの紹介、病院で文書を統合して配信するためのWikiの利用例、カスタムビルドでDITAシステムを構築した体験、DITA 1.2 の新しいリンク機能の紹介、DITA特殊化を取り入れiPADを使った製品購入や操作マニュアルの利用を可能にした例、検索可能なドキュメントを作るのにDITAの中でタグ付けする方法、テストを自動化するための様々なツールの紹介など。
またこの部門ではベンダーによるツールの紹介が盛んに行われました。DITAを採用するにあたってツール選びは非常に重要なポイントとなります。
この続きは月曜日にお話しさせていただきます。
http://www.antennahouse.com/
http://rainbowpdf.com/


OEM製品「PDF出力ライブラリ」!

OEM営業では、現在、ソフトウェアメーカ様が製品に組み込んで、複製・再頒布していただくためのコンポーネントライブラリ(ライセンス)を提供しております。
また、お客さまの要望により、機能追加など、柔軟な対応もしております。
本日は、OEMサイトにある製品の中で、PDF作成の、もっともコアに当たる製品「PDF出力ライブラリ」を紹介させて頂きます。

「PDF出力ライブラリ」とは?

PDF構造を理解されている開発者向けに、PDFをより柔軟に、よりきめ細かく、一から作成するための製品です。

機能

PDF出力ライブラリ(PDFCreator)には、次のような機能があり、これらはPDFを出力していく基本的な関数で構成されています。

  • ページの定義
  • 座標位置指定によるレイアウトの決定
  • オブジェクトの配置・決定
    1. テキスト
    2. イメージ
    3. グラフィックス
    4. 注釈
    5. 対話フォーム(AcroForm)
    6. など

  • しおり
  • セキュリティの付加

また、PDF出力ライブラリは、PDF/A、PDF/X形式をサポートしております。

PDF/A
ISO19005 で規定される、長期保存用のPDF のサブセットです。
PDF/A-1(ISO 19005-1:2005)をサポートします。
PDF/X
ISO15930 で規定される、印刷データ交換用のPDF のサブセットです。
PDF/X-1a(ISO 15930-1:2001,ISO 15930-4:2003)、
PDF/X3(ISO 15930-3:2002,ISO 15930-6:2003)をサポートします。

ひとつの応用としましては、既存のPDFを直接編集(オブジェクトの変更、削除)することはできませんが、PDF ファイルのページコンテンツをそのまま、現在作成中のページの矩形領域に埋め込む(PDFインポート)ことが出来ますので、これを利用して、既存のPDFにオブジェクトを追加した形のページを作成することができます。

さらに、ページコンテンツの他に、ページ上に配置されている注釈、対話フォームなども指定に応じてインポートすることができます。

  • 動作環境:Windows、Unix環境もサポートしております。
  • 開発言語:C、C++

詳細仕様は、「PDF 出力ライブラリ仕様書.pdf」をご覧ください。
評価版お申込み、お問合せは、oem@antenna.co.jp までご連絡下さい。


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PDFスイート5へバージョンアップできる製品

「PDFスイート5」はアンテナハウスのPDFデスクトップ製品を同梱した統合製品です。
【同梱製品】
瞬簡PDF 作成 5
瞬簡PDF 変換 7
書けまっせPDF5 プロフェッショナル
瞬簡PDF バインダー 3
PDFサイン
弊社ではメールニュースやダイレクトメールなどで、バージョンアップのご案内をしておりますが、これらの案内をユーザー様が拒否されている場合などで、ご自身の製品がお得に「PDFスイート5」へバージョンアップできるのを知らないままの方が多くいらっしゃいます。
PDFスイート5へバージョンアップできる製品と価格をご案内いたします。
PDFスイート4/4.1 ⇒3,150円
PDFスイート1/2/3 ⇒5,250円
書けまっせ PDF5 プロフェッショナル ⇒6,825円
書けまっせ!!PDF4 プロフェッショナル、書ける PDF4(5)Pro ⇒7,350円
瞬簡 PDF 変換 7 ⇒8,400円
瞬簡PDF バインダー3有償版 ⇒10,500円
瞬簡リッチテキスPDF6(6.1) ⇒10,500円
書けまっせ PDF5 スタンダード ⇒10,500円
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