カテゴリー別アーカイブ: EPUB

Page 2011カンファレンスでの講演資料と講演用ノート

「紙と電子のハイブリッド出版を実現する 汎用書籍編集・制作サービス」について2月3日のPage 2011 EPUB活用についてのカンファレンスで講演させていただきました。
 
ここに配布資料(スライドのPDF版)と講演用ノートを公開しました。
 
http://www.antenna.co.jp/XML/xmllist/CAS-UB-Page20110203.html
なお、サービスについて、2月28日 18:30~ 「EPUBで未来を開く」セミナーを開催します。
Page2011では概念中心でしたが、2月28日は実践的にデモ中心で、実際の使い方やアウトプットをご覧いただく予定です。関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。
 
セミナーのご案内


2月28日 18:30~ 「EPUBで未来を開く」セミナーを開催します

「EPUBで未来を開く!」セミナーの内容が決定しました。セミナーでは、「EPUB3日本語仕様策定プロジェクト」のリーダであるイースト株式会社の下川社長に講演をお願いするとともに、アンテナハウスで開発した印刷と電子のハイブリッド出版を可能とする「クラウド型汎用書籍編集・制作サービス」の紹介・実演を行ないます。
■タイトル: 「EPUB3の全貌、印刷と電子のハイブリット出版サービスで出版に未来を!」
○内容: タイムテーブル
18:30~ 主催者挨拶
18:40~ EPUBと電子書籍の未来 (イースト 代表取締役社長 下川和男)
    「EPUB日本語拡張仕様策定プロジェクトと日本の電子出版の未来展望」
休憩
19:30~ クラウド型汎用書籍編集・制作サービスの紹介&実演 (アンテナハウス)
20:10~ クラウド型汎用書籍編集・制作サービス
    ・今後の計画とサービス体系 (アンテナハウス/エクスイズム)
    ・機能面の拡張と改善計画
    ・想定しているクラウドサービス利用形態
    ・これからのロードマップ
20:20~ 出席者質疑応答
~20:30 閉会
○開催日: 2011年2月28日(月) 18時30分~20時30分(21時終了)
○開催場所: 九段下カンファレンスルーム
 東京都千代田区飯田橋1-3-2 曙杉館(ショサンカン)4F
 九段下駅徒歩3分 → http://www.seminar-room.net/
○募集人数: 定員80名
○参加料金: 無料(事前予約制)
○参加資格: どなたでもご参加いただけます。参加ご希望の方は、次の予約申し込み専用ページからお申し込みください。(但し、定員に達しましたら受付を終了いたします。予めご了承ください。)
☞ 予約申し込み専用ページを表示
○主催者:アンテナハウス株式会社
・開催協力:イースト株式会社株式会社エクスイズム(事務局)
○主催者連絡先: 電話:03-5829-9021、電子メール:info@antenna.co.jp
○個人情報:お申し込みいただいた方の個人情報は主催者の規定により取り扱いさせていただきます。詳しくは次をご覧ください。
アンテナハウス・個人情報保護の考え方とお願い
株式会社エクスイズム・個人情報保護方針について(事務局)


電子書籍時代に備える、クラウド型汎用書籍編集・制作サービス開発のご案内

弊社では、この度、Webブラウザだけで書籍の内容を入力・編集し、EPUBを初めとする電子書籍、および書店で販売する書籍印刷用高品質PDFを作成できる「クラウド型汎用書籍編集・制作サービス」(CAS-UB)を開発しました。
 
今回開発した「クラウド型汎用書籍編集・制作サービス」の概要についてはPage 2011のカンファレンス「電子書籍の未来とEPUBフォーマットの活用」(2011年2月3日(木)12:30-14:30)にて弊社代表より紹介致します。
  
■新開発のクラウド型汎用書籍編集・制作サービスで、出版ハイブリッド時代に備える
 
書籍出版産業の収益源は、現在の印刷版から、将来は電子書籍へと変遷します。この間、印刷から電子への転換に備えるために、印刷と電子の両方制作できる書籍制作のワークフローが必要になります。CAS-UBは、一回の編集作業で、書籍印刷用PDFと、電子書籍を同時に作り出すことができる編集・制作サービスです。
 
これまでの書籍制作ではデスクトップ・パブリッシング(DTP)で印刷レイアウトした後に、電子書籍を制作する方式が主流です。これでは電子書籍の制作が二度手間になり、制作日数が余分にかかり、工数増となります。
 
本サービスは、一度編集したコンテンツから電子書籍とPDFを同時に出力できますので、電子書籍編集・制作のプロセスの効率が飛躍的に向上します。
 
■多様な電子書籍の作成
 
電子書籍の技術は非常に速いスピードで進化しています。CAS-UBでは、当面、EPUB2.0形式の電子書籍を作りますが、EPUB3.0が使えるようになれば、直ぐにEPUB3.0形式の電子書籍を作ることができます。
 
■高品質な書籍印刷用PDFを作成できます
 
縦書きはもちろんのこと、書店で販売できるレベルの高品質な印刷ページレイアウトができます。さらに、書籍には欠かせない目次、索引、注、柱の自動作成、ページ番号参照等の自動付与ができます。
 
■本サービスにつきまして詳しい情報は次のWebページでご案内いたします。
http://www.cas-ub.com/


本を書いたり、本を作ったりしたい人のためのWebサービスを準備中です

アンテナハウスでは、本を書いたり、本を作ったりしたい人のためのWebサービスを準備中です。本サービスにつきましては、Page 2011の下記カンファレンスにて紹介いたします。なにとぞ、よろしくお願いします。
◆PAGE2011「電子書籍の未来とEPUBフォーマットの活用」セッション概要
1.日時:2011年2月3日(木)12:30-14:30
2.会場:ワールドインポートマート5階カンファレンスルーム
3.セッション概要
【G3】「電子書籍の未来とEPUBフォーマットの活用」
http://www.jagat.or.jp/PAGE/2011/session/session_detail.asp?sh=3&se=16
4.講演内容(約35分)
「電子書籍時代の書籍編集とEPUBオーサリング」
AHフォーマッターという世界的評価の高いXMLツールを提供している立場から、XML環境で電子コンテンツと印刷データを制作することが可能な書籍編集・制作の方向性を語る。
Pageでのカンファレンスに向けて、少しづつ情報を出していきたいと思っています。ご期待ください。


Page 2011出展・カンファレンス参加のご案内

アンテナハウス株式会社は、(株)エクスイズム社、(株)デジタルコミュニケーションズ社と共同で2月2日(水)から2月4日(金)まで開催される「PAGE2011」に出展いたします。
「PAGE2011」は社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する印刷業界有数の展示会であり、今回は情報デザイン新時代をテーマに開催されます。
アンテナハウスは、好評いただいているPDF生成や編集するツールを中心に、これまで好評いただいている弊社製品をご紹介いたします。
展示会の入場料は1,000円ですが、下記お問い合せ先へご連絡いただければ無償の招待券をお送りいたします。
また、Page 2011のカンファレンス(グラフィックス分野)の「電子書籍の未来、EPUBフォーマットの活用」というテーマのセッション(2時間)にて、現在開発中の書籍制作Webサービスについて弊社の小林 徳滋が講演を行います。
 
○PAGE2011「電子書籍の未来、EPUBフォーマットの活用」セッション概要
1.日時:2011年2月3日(木)12:30-14:30
2.会場:ワールドインポートマート5階カンファレンスルーム
3.セッション主旨
電子書籍のフォーマットの1つであるEPUBに関する取り組み、
利用法やデータ制作の体制などを取り上げる。
4.講演内容
「書籍の執筆から電子書籍、印刷用PDF作成までを実現するWebサービス」
○「PAGE2011」詳細
* http://www.jagat.or.jp/PAGE/2011/program/about.asp
○連絡先
アンテナハウス株式会社 
システム営業グループ
電話:03-5829-9021
e-mail:sis@antenna.co.jp


DITA Festa 2010 Autumn終了

11月25日午後から26日にかけて開催されたDITA Festa 2010 Autumnは無事終了しました。
今回は、直前に行われたDITA Europe に派遣した調査団の報告、ならびに2日目に米国のXML分野の第一人者であるEliot Kimber氏を招待しての講演が目玉でした。
DITA Europe調査派遣団の報告については、参加者から「新しい風を感じた。」という声もあり、反応は大変良かったように感じました。
 
「DITA特殊化」については、天野氏による1.1の技術解説は少し難しかったようですが、Kimber氏による1.2の新機能は分かりやすかったと思います。
 
第三部のDITA for Publishersについては、従来、テクニカルマニュアルのためと捕らえられているDITAを出版業界向けに使おうということで、Kimber氏によると「DITAの神話を壊すためのもの」とのこと。現在、盛り上がっているEPUBを初めとする電子書籍に関係することからか、大変多くの参加者がありました。また、DITAコンソーシアムジャパンでもDITA for Publishersの短期研究プロジェクトを立ち上げており、今後の成果を期待したいところです。
 
201011261423000.jpg
 
ちなみに、弊社は、Wikiを利用して書籍を制作するためのサービスを開発しています。(2010年11月23日 『「Wikiベースの書籍オーサリングとEPUB出力」のこと』 をご参照ください。) DITA も考えたのですが、書籍出版用のサービスとしては重すぎるのではないかと判断しています。DITA神話にとらわれて、非効率的な独自DTD開発をしているのかどうか?いづれ評価すべきときが来ると思います。


CSS3のグローバリゼーションの課題について (メモ)

CSS3で日本語のレイアウト機能を強化しようという動きが活発になっています。この大きなきっかけはEPUB3.0に縦書きを含む日本語レイアウト機能を追加しようということで、EPUB3.0のスケジュールの関係上、CSS3の日本語レイアウト機能追加を大車輪で行う必要が出ています。
 
CSS3の日本語レイアウト機能は、既に1990年代の終わり頃から提案されていますが、この10年近くほとんど進捗していなかったのが実情です。
 
これを半年程度の期間で、実装可能なレベルに固めていこうということですからかなり野心的な目標です。実現できればCSS3の利用者を増やすと言う点でも大きなインパクトがありますので、頑張って早く進めたいものです。
 
アンテナハウスでは、2006年からCSSによるレイアウト指定組版 「CSS Print」 を目標として、組版ソフトを開発してきました。具体的には、CSS3をXSL-FO組版機能(AH 独自拡張を含む)と同等のレベルまで拡張して実装しています。この成果として、2009年にAH CSS Formatter V5として発売しています。
 
そして、この間 CSSのWorking Groupにも参加して、ほそぼそとですが活動してきました。こうした関係でCSSのグローバリゼーションの難しさもある程度理解しているつもりです。そうした立場で、22日に行われたJEPAのEPUBセミナーについてのTwitterの議論を見ていると、この難しさがなかなか理解されていないように感じました。
 
ということで、現在、感じている問題点を以下にあげておきます。
1.CSSはもともとラテン文字を画面にレイアウトすることを想定して設計されています。右から左に書いたり、上から下に書くという、考えは設計時にビルドインされていません。CSS3の仕様設計者の大多数は欧米の技術者であり、彼らには、漢字や日本文字のテキスト・レイアウト自体が理解できないので、これは無理も無いことです。そこでCSSの仕様設計者に日本語の組版を理解してもらうところから始めなければなりません。
 
2.日本語レイアウトは欧米の技術者にはそれほど関心もなく、またメリットや学ぶ動機もあまり無いと思われます。従って、前項の活動は主に日本人が積極的に行わなければなりません。しかし、日本人の中でこれに取り組んでいる人は極めて少数です。
 
3.ブラウザも欧米のラテン文字を想定して開発されています。CSS3の作業グループに参加しているのはブラウザの開発団体の代表者が多いため、ブラウザの実装に影響を与えることになると、参加者の利害に直結してしまいます。こうした利害関係に基づく反対もあります。これは、理解云々の話ではないので対応が難しくなります。
4.作業プロセス上の問題もあります。現在のW3Cのプロセス方針は、「仕様作成は合意に基づいて進める」ということになっています。このため、強硬な反対者がいると先に進むことができません。
 
5.11月のTPACに提案された論理プロパティはXSL-FOの相対プロパティに相当するものです。当社は、既に10年間にわたってXSL-FOのスタイルシートを多数開発しています。XSL-FOは最初からグローバル化の考えが盛り込まれており、多言語対応のスタイルシートの開発において、相対プロパティはシンプルですし、有用です。しかし、CSSにとっては全く新しい概念であるため相対プロパティの有用性が理解できないようです。また、CSSにはカスケーディングという仕組みがあるため、相対プロパティを絶対プロパティに対応つけるのは最終段階にならざると得ないという技術的な難点もあります。


「Wikiベースの書籍オーサリングとEPUB出力」のこと

11月22日にJEPA主催で開催された「EPUB日本語拡張仕様の現状と将来展開&サービス紹介」にて、現在、開発中のWikiベースの書籍オーサリングのサービスについて、少しお話させていただきました。
 
このセミナーが企画された当初は、EPUB関連サービスやアプリの紹介も何件か予定されていました。その後、「EPUB日本語拡張仕様策定」提案が総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業」のひとつに採択されたことから、一気に仕様策定関係者のプレゼンの場に傾斜してしまったものです。ということで、かなり肩身の狭い思いがありましたが、少しだけさわりを紹介させていただきました。
 
EPUB3.0に日本語のレイアウトに必要な機能を盛り込むことは、もちろん重大な課題です。一方で、EPUBを初めとする電子書籍を出版活動の中にどのように組み込んでいくかを真剣に考える必要があると考えているからです。
 
EPUBは主に配布形式として利用されますので、従来の制作工程で考えて見ますと印刷された本に匹敵します。従って、書籍制作の流れの中では下流に位置づけられます。しかし、電子書籍の制作はもっと上流から見直していく必要があるように思います。Wikiベースの書籍オーサリングは、書籍の制作をコンテンツを執筆するという上流から見直していこうというものです。
 
セミナー終了後、何人かの方から意見を頂戴しましたが、Wikiを採用した理由についての質問と意見が多くありました。このあたりは、また、時期をみて詳しく報告したいと考えています。とりあえずは、発表の後、IDPFから参加されたBill MaCoy氏から「Extreamly Interesting !」と声を掛けていただいたことを報告しておきます。
 
○プレゼン資料
「Wikiベースの書籍オーサリングとEPUB出力」
11月22日EPUBセミナーの資料とライブ映像


11月25日~26日 DITA Festa 2010 Autumnを開催します

DITAコンソーシアムジャパンは、11月25日~26日東京にてDITA Festa 2010 Autumnを開催します。
 
今回は、「DITA最前線」をテーマに欧州でのDITAの活用事例や、DITAの第一人者であるEliot Kimber氏をお招きし、DITA特殊化技法や電子書籍等へのパブリッシング技法などを解説いただきます。
 
・日時
2010年11月25日(木) 13:30~18:00 第1部 事例編
2010年11月26日(金) 10:00~12:00 第2部 特殊化編
                13:30~18:00 第3部 技術編
三部構成です。
 
・会場
富士ゼロックス株式会社 本社セミナールーム
東京都港区赤坂九丁目7番3号 (東京ミッドタウン)
・内容
第1部 DITA最前線 ~事例編~ 11月25日
「開会挨拶」
「公開サイトアンケートから考察するDITAの潜在市場」
「XMLコンソーシアムでのDITA利用体験」
「DITA Europe 2010から欧州DITA導入事例の報告」
「IBMの半導体開発におけるDITAの活用」
「DITA普及の試み」
 
第2部 DITA最前線 ~特殊化編~ 11月26日
「DITA1.1特殊化の解説」
「DITA1.2特殊化作法と海外での利用状況、OASIS TCの状況」
 
第3部 DITA最前線 ~技術編~ 11月26日
「DITAパブリッシング最前線」
「DITA ePubプロジェクトの発足と活動計画」
「DITAトピックライティングの解説」
「DITA Europe2010から最新技術事例紹介」
「DITA 1.2 言語仕様の翻訳活動報告およびOASISの最新状況」
「DITAコンソーシアムジャパンの今後の活動と会員募集」
○詳しい情報とお申し込み
http://dita-jp.org/?p=894


EPUB3.0へのCSS3採用の推進に関して

2011年5月策定を目指して、EPUB3.0の仕様策定作業は急ピッチで進んでいます。先週の頭には、サンフランシスコで世界各国の要求事項を絞込み、整理する作業が行われています。
 
要求事項の中でも重要な項目として、縦書き他の日本語組版機能があります。EPUBは、独自の仕様を書き下ろすのではなく、外部の標準的な仕様を参照し、利用する形になります。日本語組版機能に関しては、CSS3で策定作業が行われており、EPUBではCSS3を利用することになります。
 
ところが、CSS3はまだ仕様策定の途中あり、EPUBで必要とする日本語組版機能は、次の二つのモジュールとして進んでいます。
 
(1)CSS Text Level 3
(2)CSS Writing Modes Module Level 3
CSS3側から見ますと、CSS3に縦書きを含む日本語レイアウト機能を盛り込む意義は、当面、書籍形式であるEPUBにそれが採用されるかどうかが重要なポイントになると思われます。
 
CSS3縦書き機能が、もしEPUB3.0の仕様策定作業に間に合わず、EPUB3.0で独自縦書き方式を採用するか、各メーカでがばらばらになった場合、ひとつのコンテンツに対して、異なるレイアウト指定方法が必要となり出版界にとって損失が大きいように思います。
 
そのようなことから、弊社は、CSS3がEPUB3.0に採用されるために努力すべきとの判断をしております。


Pages: Prev 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Next