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アンテナハウスWebの人気コンテンツ PDF資料室にPDFについての解説集を改訂しました。

【質問】「PDFとはなんですか? PDFにするとどんなメリットがありますか?」

仕事でパソコンを使っている人はもとより、自分の趣味で Webページを検索したり、メールで情報を交換しはじめた人が最初に面食らうのが、PDFファイルではないでしょうか? ここではPDFとは何かという素朴な疑問に答えてみました。

【質問】PDFは編集できるの? どうやって編集するの?

PDFを作成して配布したり、あるいはメールでの受け渡しが広く行なわれています。受け取ったPDFに文字や図形を書き込んだり、削除・追加するなどのいわゆる編集をしたいとき、どのような方法があるか、気を付けたい点などを整理しました。

【質問】PDFをWordやExcelの文書に変換できますか? また、具体的にはどのような方法がありますか?

PDFファイルをWordやExcelなどのオフィスファイルに変換して、他の人からもらったPDFや、自分や会社の同僚が昔作ったPDFの文章や画像を利用し、編集を加えたり、あるいは自分の作る文書への取り込みができます。その方法と注意事項を整理してみました。

【質問】PDFのフォントの埋め込みとはなんですか?

PDFは日本語の扱えない海外のパソコンや携帯端末でも日本語が表示できるなど、環境に依存しない電子文書を実現できます。そこで使われている鍵となる技術がフォントの埋め込みです。コンピューター上で電子文書を実現するために文字コードやフォントの技術は欠かせないものです。私たちが日ごろ当たり前のように接している文字が、コンピューター上でどのように扱われているのかを知ることは、PDFのメリットのひとつであるフォント埋込機能の理解にもつながります。ここでは、千年後でも読める電子文書の実現の肝となるフォント埋込技術についてわかりやすくご紹介します。

【質問】PDFへコメントを記入できますか? 文字を追記できますか?

PDFには注釈(Annotation)という機能があります。注釈はコメントや図形、校正記号などのマークアップをあとからPDFに付加する用途で使うものです。PDFの注釈には用途別に様々な種類があります。注釈の概要やPDFへの文字の追記(コメントの追加)で注意すべき点をまとめてみました。

【質問】PDFを作成する仕組みを知りたいので、わかりやすく教えてください

PDFの作成方法は、アドビシステムズ、サード・パーティ製品を含めて非常に多岐に渡っています。ここでは、それらを技術的な仕組みという観点でまとめてみました。この文書は、「PDF千夜一夜」からPDFの作成関連の話題をピックアップして整理したものです。説明不足や誤りはできる限り加筆訂正に努めましたが、内容を保証するものではございません。

【質問】オフィス文書やPDFをWebブラウザだけで作成するサービスがありますが、詳しく教えてください。

PDFもクラウドが主戦場、新たな戦国時代の始まりです!! PDFという切り口から関連する様々なWebサービスをご紹介します。

【質問】PDFの記入用紙に書き込む良い方法はないでしょうか?

他の人から受け取ったりWebからダウンロードしたPDFを、紙に印刷するのではなく、画面上でそのまま文字や図形を記入したいと思った方は多いのではないでしょうか。Yahoo!知恵袋などの質問サイトにも「PDFに記入したいがどうしたら良いか」といった質問が多数見受けられますが、注釈での記入など長期保存や印刷用に不向きな方法が多く紹介されています。ここでは、既存の記入方法の問題点を整理し、それらとは違う弊社製品『瞬簡PDF 書けまっせ』の手法についてご紹介します。『瞬簡PDF 書けまっせ』を使うとPDF用紙に超簡単な手順で記入ができます。PDF用紙への記入に特化した各種機能は、業務用途での高度な記入作業も強力にサポートします。


Antenna House Regression Testing System (AHRTS)
Antenna House Formatterを自動でリグレッションテストするツール

2011年にUSアンテナハウスのサポートチームはAntenna House Formatter のリリース時の社内テスト用に自動のリグレッションテストシステムの開発をスタートしました。当時はおよそ1,000程の文書(10,000ページ以上)を使ってテストを行っていましたが、数人で作業して2,3日は掛かりました。スクリーン上の目視で、正しいPDF表示との見比べを左右並べて行っていたからです。

リグレッションテストは開発やリリースの過程で重要なステップですが、時間と人手間が掛かり、目視によるためそれほど正確ではありませんでした。

リグレッションテストのプロセス自動化を行うに当たって、次の様な課題が持ち上がりました。

  • コードではなくビジュアルなPDFを比較できるツールであること。なぜならPDFの内部構造は違うかもしれないが同じように見えることが大事だから。
  • 大容量の文書をテストすることができ、どこが違うか、差異をレポートできるツールであること。
  • 従来の方法より早く処理可能なこと。

こういった要求を満たすツールを探したがなかなか見つからなかったので、独自のソリューションの開発を始めたわけです。六か月ほどして、サポートチームはPDFをビットマップに変換しページをピクセルで比較するシステムを開発しました。この初版のツールを使っていままで何日もかかっていたテストが一日でできるようになりました。次のワークフローはこのシステムの詳細な過程を示しています。このシステムを使って、PDF単体の比較や、PDFを格納してあるディレクトリ単位でもテストが可能となりました。

20140605-01

レポートは実際にはAntenna House Formatterで生成され、3つのパネルに配置されます。

20140605-02

左のパネルはベースラインから抽出したオリジナルのPDFで、右のパネルは新しい文書から抽出したPDFです。AH Formatterの機能を使って個々のページをPDFから選択して一つのPDFにマージすることも可能です。真ん中のパネルは2つのページの差異をハイライトで示したビットマップの合成です。オリジナルと新規の文書でどんな種類の違いが生じたのか特定できるよう、その差異を色別に示しています。違いを含んだページのみをレポートに含むことが重要と考え、その方針で、もし500ページ中4ページだけ差異がある場合、その4ページのみを見るだけで済むようになっています。

その後更に開発を続けパーフォーマンスは飛躍的に改良されました。ユーザーフレンドリーなGUIを立ち上げインストーラを作成し、5分以内でソフトウェアをインストールが可能になりました。また、Windowsに加えて、Linux Macにも対応しました。

現在では、このシステムを使って2時間以内でテストを終えることができ、どんな差異も見つけることができると自負しています。弊社のFormatterの定期リリースや、改訂リリースがテストのために遅延するということはなくなりました。また、この上質なテストを行うことで、品質がかなり良くなっていることが判明しました。

リグレッションテストシステムは現在Antenna Houseの商品として販売しています。詳しい情報についてはこちらをご参照ください。

http://www.antennahouse.com/antenna-house-regression-testing-system/


第6回DITAコンソーシアムジャパン(DCJ) 総会報告

5月29日に富士ゼロックスさんのセミナールームにて、DITAコンソーシアムジャパン(DCJ)の第6回総会が行われました。
2014年度の最大の目標として「ユーザーの視点や価値観をDCJの運営に取り込み、DITAへの期待や信頼感を市場に訴求する」ということが決まりました。

今まではどちらかと言うと”ベンダーによるベンダーのためのDCJ”という色彩が強かった感があるのですが(意識的にそうしてきたわけではないです)、今後はもっとユーザー視点を取り込んだ運営をして行こうということですね。
「今までのマニュアルの作り方ではにっちもさっちも行かなくなる」という危機感を持ったメーカーさんの声をよく耳にするようになりましたが、そういった声をDCJの運営に反映できたらいいと思います。

それを可能にすべく、今年度よりDCJの理事会に日本電気さんと横河電機さんに加わっていただくことを決議しました。このことでDCJ運営のかじ取りが変わるかもしれません。乞うご期待を!
毎年開催されるDITA Festaですが、これを機により多くのユーザー企業さんに足をお運びいただきたいと思います。


JATSをPDFに

先日、学術情報XML推進協議会さん主催のセミナーにお招きいただき、「XML自動組版を実践する」というテーマで2時間近くお話させていただく機会がありました。いつもは30分とかせいぜい1時間くらいお話しさせていただくことが多いのですが、2時間というのは相当長い時間をいただいたことになります。
ご参加者者は35名くらいだったでしょうか。お申し込みはもっとあったようですが、会場のキャパの関係で途中で受付を打ち切られたそうです。そういうお話を聞かされたらこちらも気合が入ります(笑)。

まずXMLの一般的な話題から入って、それをPDFにするための手段について話を進めます。

XMLの具体例

XML→XSL-FO→PDF

そしてXSL-FOの概要説明を経て、XSLTスタイルシートの説明。

XSL-FO の具体例

XSLTスタイルシートの例

XSLTスタイルシートの例

最後に、どうやってJATSを入力するのか、ということで今回はoXygenを使って実際に入力するところをご覧いただきました。

昨年も、学術情報XML推進協議会さんにはセミナーにお招きいただき、そのときは主にHTMLに変換するためのXSLTスタイルシートの作り方のお話をさせていただいています。
JATSに限らず、もしXMLの自動組版について話が聞きたいという方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。お待ちしております。


7月8日 AH Formatter事例紹介セミナーを開催、自動組版の様々な活用事例を紹介します。

アンテナハウス(株)は、来る7月8日に「AH Formatter」を実際にご利用頂いているお客様から紹介いただく「AH Formatter事例紹介セミナー」を開催いたします。

事例紹介セミナーでは、AH Formatterがどんな分野でどのように利用されているかについての具体的な説明が多数予定されています。

「AH Formatter」は、発売以来、数多くのお客様からのご要望、ご意見を取り入れ、多言語を必要とする技術マニュアル、情報誌、参考書、条例集などの分野で多く採用されております。

特に近年活発になってきているのは学術情報XMLの組版です。欧米など世界各国でも多くの利用例がございます。

XSL-FOの第一人者であり、AH Formatterの強力なサポーター、Tony Graham 氏をアイルランドから招き、学術情報誌組版へのAH Formatterの利用経験を踏まえての特別講演(同時通訳付)を行って頂きます!

通常の事例紹介セミナーでは聴く機会がない、ビッグチャンスです。

そしておなじみではありますが、技術書を作る側として、類似・同業の日本企業各社のFormatter利用方法、その着眼点は運用におけるヒントの宝庫なので、聞き逃せません!

詳細・お申し込み: http://kokucheese.com/event/index/174922/


オンラインショップをリニューアルしました!

30年の歴史をもつ弊社は、以前よりインターネットを利用した直販オンラインショップにて自社開発のPDF活用ソフトの通信販売事業を展開してきました。

しかし近年弊社のソフトウェアの種類が多様化し、商品が探しにくいなどのお問い合わせが増えてきましたため、より利便性の高いサイトにすべくこのたびの全面リニューアルを行いました。
初めてご購入の方にも、すでにアンテナハウスのユーザーの方にもわかりやすくなるように改善しております。

また、「アンテナハウス オンラインショップ」では以前よりCD-ROM版は送料や代引手数料が無料、30日間の返品保証がございます。また購入後1年間のサポートつきです。この特典は引き続き継続いたします。

おもなリニューアルポイントは以下のとおりです。

・検索機能を大幅強化しました
・「機能別カテゴリ」「製品別カテゴリ」を区別化し、製品名が分からない場合もご要望の機能で製品を選択しやすいよう、変更いたしました。
・アンテナハウス製品のユーザー様向けに「バージョンアップカテゴリ」を区別化し、旧製品からのお得な「バージョンアップ(旧製品のインストールは不要)」や「ユーザー様優待購入」を確認していただきやすくなりました。
・画像を多用して各商品詳細画面を充実させました。
・商品購入者コメントのFacebook投稿、閲覧機能を追加しました。
・「購入ガイド」「よくある質問」をTOPメニューに表示し、購入の流れや詳細を分かりやすくしました。

shopgamen

「アンテナハウス オンラインショップ」 https://web.antenna.co.jp/shop/html/


PDF文書管理における加工・編集ツールの紹介

PDFは、紙の代わりとして、最初は表示、検索、印刷ぐらいの機能でしたが、セキュリティ、2バイト言語、外部リンク、しおり、注釈、マルチメディア対応、レイヤー、PDF/A(長期保存用)、PDF/X(印刷用)、3Dと、どんどん仕様が拡大して、豊かになり、便利なものになってきています。PDFは、バージョン1.7をベースに2008年7月2日にISO 32000-1で標準化されました。
PDFが国際標準規格とされることにより、政府、自治体の公文書の電子文書管理や、医療分野の情報管理などに広く利用されることになりました。
様々なPDFを管理するためには、オリジナルのPDFを加工、編集して、文書管理システム(データベース)に乗せることが必要になります。
電子文書管理に欠かせないものがセキュリティ技術となります。

よく使われる方法として、セキュリティポリシーに従って、アクセス権限をPDFに付与することなどです。
当社は、このようなPDFの加工編集を行うアプリケーション開発に利用して頂く組込み用ソフトウェアライブラリとして、PDF Tool APIを提供しております。
2013年10月25日にPDF Tool API V4.0をリリースしました。

セキュリティの付与機能として、以下を揃えております。

  • 閲覧パスワード 設定、変更
  • 権限パスワード 設定、変更(印刷、内容のコピー、文書編集などの制限)
  • 閲覧期間の設定 (閲覧不可時、閲覧不可時に透かしを表示可能)
  • 指定場所のみ閲覧可設定 (不正な持ち出し禁止)

また、以下に強化された主な点を紹介いたします。

  • Windows版に加えて、Linux版も対応。
  • 64bitOS Native対応
  • 画像ファイルのPDF変換
  • カスタムスタンプ注釈作成(任意の画像やPDFからスタンプ注釈作成)
  • PDFセキュリティの取得、設定、削除 AES 256bit追加

詳細は以下に記載されております。
https://www.antenna.co.jp/ptl/function02.html

さらに前バージョンPDF Tool API V3.1に対して、処理速度を7~8倍に上げ、飛躍的に向上させました。

処理速度が向上により、セキュリティの付与等、PDFの加工・編集をサーバ上で、一括処理を必要とするお客様の文書管理システム製品開発に最適ではないかと思います。

前バージョンPDF Tool API V3.1との処理速度比較は、下記をご参照下さい。
https://www.antenna.co.jp/ptl/function3.html

製品のご相談は、以下にお気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先
アンテナハウス株式会社
OEM営業グループ
oem@antenna.co.jp
TEL:03-5829-9021


オンラインショップをリニューアルしました

shopgamen

「アンテナハウス オンラインショップ」を2014年5月19日より全面リニューアルしました。
                                  
30年の歴史をもつ弊社は、以前よりインターネットを利用した直販オンラインショップにて自社開発のPDF活用ソフトの通信販売事業を展開してきました。

しかし近年弊社のソフトウェアの種類が多様化し、商品が探しにくいなどのお問い合わせが増えてきましたため、より利便性の高いサイトにすべくこのたびの全面リニューアルを行いました。
初めてご購入の方にも、すでにアンテナハウスのユーザーの方にもわかりやすくなるように改善しております。

また、「アンテナハウス オンラインショップ」では以前よりCD-ROM版は送料や代引手数料が無料、30日間の返品保証がございます。また購入後1年間のサポートつきです。この特典は引き続き継続いたします。

おもなリニューアルポイントは以下のとおりです。

・検索機能を大幅強化しました
・「機能別カテゴリ」「製品別カテゴリ」を区別化し、製品名が分からない場合もご要望の機能で製品を選択しやすいよう、変更いたしました。
・アンテナハウス製品のユーザー様向けに「バージョンアップカテゴリ」を区別化し、旧製品からのお得な「バージョンアップ(旧製品のインストールは不要)」や「ユーザー様優待購入」を確認していただきやすくなりました。
・画像を多用して各商品詳細画面を充実させました。
・商品購入者コメントのFacebook投稿、閲覧機能を追加しました。
・「購入ガイド」「よくある質問」をTOPメニューに表示し、購入の流れや詳細を分かりやすくしました。

「アンテナハウス オンラインショップ」https://web.antenna.co.jp/shop/html/


一服…

最近、朝の出勤準備中に自宅近所の工事現場から、ラジオ体操の音楽が流れてきます。
ラジオ体操での運動効果も十分期待できるという記事を最近目にしたので、
懐かしさもあり、音楽に合わせて体を動かしています。
気分がリフレッシュできるだけでも良い感じです。

因みに十分な運動効果が期待できるのは、ほぼ毎日きっちり体を動かした場合のようですので、今の私の動かし方では、だめそうです。
何事も基本に則れば効果が見込めるということでしょうか。
毎朝ラジオ体操をされている職場もあるかと思いますが、普段運動不足の私としては、羨ましくも思います。


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