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PDFフォームで簡単に入力できる登山届け

数日前のブログのエントリーにもありましたが、瞬簡PDF 書けまっせ 7 の改訂版 Ver.7.2.0でPDFフォームの作成ができるようになりました。

瞬簡PDF 書けまっせ 7 の改訂版はこちらからダウンロード

改訂版はもちろん『瞬簡PDF 統合版 9』に同梱されている『瞬簡PDF 書けまっせ 7』でも利用できるので、ダウンロードして使ってみないともったいないですね!

PDFのフォーム機能は以前から使いたいと思っていたので、うれしい機能追加でした。

ということで早速アップデートして使ってみました。

私は趣味で山登りをしています。遭難など山での事故のニュースをよく耳にするようになった昨今では、登山届(登山計画書など)の提出が必須で、北アルプスなど地域によっては義務化されている場合もあります。
水晶岳からの景色
しかしこの登山届は、登山口に用紙が設置してある場合が多いのですが、いざ登山開始というときに、たくさんの記入項目に、小さな文字で細々と書かなければいけないのでちょっとストレスになります。
登山届提出

そこで時短です。

あらかじめPDFで登山届のフォーマットを作っておいて、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』のPDFフォーム作成機能で入力欄やチェックボックスなどを追加したPDFを作成しておきます。

あとは、PDFのフォームなのでAdobe Readerなどを使って入力したり、チェックを入れたりするだけです。
自分の名前や住所など変更する必要がないものはそのままで、日付や山名、登山行程などを編集します。

瞬簡PDF 書けまっせ 7 のPDFフォーム画面

瞬簡PDF 書けまっせ 7 でPDFフォームの作成

記入したPDFを印刷すれば、あとは登山当日に登山口のボックスに投函するだけです。

ちなみにPDFフォームに対応したPDFビューアなら入力が可能なので、たとえば急に目的の山が変更になった場合でも、スマホやタブレットにAdobe Readerアプリをインストールしておけば、移動中に内容を変更したり、コンビニのネットプリントアプリを使って買い出しに立ち寄ったコンビニでプリントアウトすることもできます。


「瞬簡PDF書けまっせ7」のPDF差込印刷機能

「瞬簡PDF書けまっせ7」では、エクセルで作成した表のデータをPDFの用紙に差込印刷ができます。

今回、7.2にアップデートするにあたり、マニュアルで差込印刷の部分の記述をいままでよりも詳細にしました。ぜひ、一度ご覧になってみてください。

3–14 用紙PDFにデータを差込してPDF出力
用紙PDFの上に、Excelで作成したデータを差込処理して、合成したPDFを出力できます。

3–15 「差込フィールド」の操作
ExcelやCSVなどからデータを差し込むことができるオブジェクトを「差込フィールド」といい、差込順序番号が左上に青バックの白抜き数字で表示されます。

3–16 「差込テーブル」の操作
差込テーブルは表形式の差込フィールドです。

3–17 「差込フィールド / テーブル / セル」とデータソースの対応
用紙に配置された差込オブジェクトの数以上にデータが存在するとき、印刷またはPDF出力の時に、用紙を繰り返して使えます。繰り返しの設定は次の3つの方法があります。

・ なにも設定しない
・ (用紙全体に対して)全ページ差込を設定する
・ ある差込フィールドに対してデータリピートを設定する

関連ブログ
「瞬簡PDF 書けまっせ 7」で差込印刷(1)
「瞬簡PDF 書けまっせ 7」で差込印刷(2)
「瞬簡PDF 書けまっせ 7」で差込印刷(3)


「瞬簡PDF 書けまっせ7」は、PDFフォーム作成機能を強化して7.2版になりました。 ユーザーの方は無償でアップグレードしていただけます。

9月15日(金)夜「瞬簡PDF 書けまっせ」の7.2版を公開しました。

「瞬簡PDF 書けまっせ7」を単独でお求めいただいた方、「統合版9」に含まれる「瞬簡PDF 書けまっせ7」をお持ちの方は、アップデート用プログラムを次からダウンロードの上、既存のプログラムに上書きインストールしていただくと最新版になります。

7.2の機能追加とアップデートの詳細(クリックで紹介Webページに進みます)
※アップデートのリンクは、上記ページの下の方です。

7.2の大きな機能追加は、PDFフォーム(Acroフォームとも)の作成機能です。任意のPDFにReaderなどでデータを入力できるフォームを設定します。
PDFフォームの詳細

また、ユーザーガイドを改訂しました。ユーザーガイドはアップデート用プログラムに同梱されています。さらにユーザーガイド全ページをWebページとしてもご覧いただけます。
ユーザーガイドWebページ


[XSL-FO] side-float 使ったリストの謎

こんにちは。
AH Formatterサポート担当です。
ドラクエがまだ終わりませーん。
やり込み要素は全部クリアしないと気が済まないタイプです。
最強装備全て揃えるまで頑張ります。
えと、ドラクエも FF も初代からリアルタイムでやっております。
(あっ、年がばれる)
3DS のすれ違い通信機能、田舎なんで誰にも会いません。。。車移動だし。

少し前のブログで、AH Formatter(XSL Formatter)の発売当初から携わっているというお話を
書かせていただきましたが、
xx年もやっております間に、
国内/海外のたくさんのお客様の XSL-FO を見てきました。
こちらが勉強になるようなテクニックもたくさんありました。

そんな中でひとつ、ずーーーーっと疑問に思っていることがあるのです。
それは、リストを fo:float で実装されるケースが度々あること。

簡単に書くと、こんな感じ。

 <fo:block><fo:float float=”start”><fo:block>1.</fo:block></fo:float>リスト項目の内容です。</fo:block>

実際にはもう少し複雑だったりしますが。

自分で XSL-FO(XSLTスタイルシート)を書いてもリストに fo:float を使ったことはありませんし、
念のため、弊社の XSLT開発の者に聞いてみたんですが、そういう方法は使わない、とのこと。
まぁ、リストは fo:list-block で書くもんだと思ってるからかもしれませんけど。

特定の会社のマニュアルのみとかですと、そういう方針?なのかな?と思ったりしたのですが、
別々のお客様で同じような手法を使われていることがちょくちょくあったりするのです。
これって、どうしてなんでしょう。
どこかにお手本あったりしたんでしょうか?
しかも、日本国内のみで、海外ではまず見たことありません。

XSL-FO のfo:list-block、難しいですか?めんどくさいですか?

リストの構造

うん、めんどくさいかも。。。。

もしこのブログを見たお客様で、
こんな理由で float 使ってるよと教えてくださる方、
いらっしゃいませんでしょうか。

■XSL-FOの仕様紹介:『XSL-FO の基礎 第2版 – XML を組版するためのレイアウト仕様』(クリックで紹介文章へ)


[XSL-FO] margin-top と space-before

こんにちは。
AH Formatterサポート担当です。
先日、私たちが暮らす長野県でもJアラートの音が鳴り響いて驚きました。
朝起きないことで定評のあるわたくしですが、一発で飛び起きました(^^;
一瞬で聴いた人を不安にさせるあの音?メロディ?を考えた人、ある意味すごいなぁと思います。
でも怖かった~。

丈夫な建物か地下に避難してください、って言われても
田舎なんで。。。。。。地下が。。。。ない。。。。(笑)

さて、今日は margin-top と space-before について、です。
margin-top は皆さまご存じのとおり、指定されたブロックの上端側にアキを作ります。
XSL-FO ではもうひとつ space-before というのがあります。
こちらは “before” なのでエリアの before側のアキということで
“top”(絶対位置指定)とはちょっと意味合いが違ってきますが
通常の横書き(lr-tb)の文書ですと “before” と “top” は同じですので
ここでは同じものとしてお話しします。

space-before を使った便利なケースはこんな場合です。

space-before を使った便利なケース

“1.1.1 Tree Transformations” と “1.1.2 Formatting” のサブタイトルのブロックには
どちらも space-before=”24pt” が指定してあります。
ページ途中にある場合は前のブロックとの区切りとしてアキを作り、
サブタイトルがページの先頭にある場合にはアキは不要ということでページ上端から始まります。
サブタイトルのブロックがどこに位置するか、ページの先頭にくるかどうかは
組版してみないとわからないですが、
space-before を指定しておくとこのような組版が可能です。

この振る舞いを定義するのが、
space-before の .conditionality です。
.conditionality の値は “discard” と “retain” です。
既定値は “discard” で、上記のような結果になります。
“retain” の場合は 常に(アキを)残す という意味なので
このサンプルのような場合でも、ページ先頭にアキが作られます。

XSL-FO で書く場合は、space-before.conditionality=”discard” のように指定します。
(既定値が discard なのでわざわざ指定しなくてもこうなります)

XSL-FO は元々 CSS2(2.1)を元に考えられているので
仕様の互換性のために margin-top が残されています。
では、margin-top と space-before のどこが違うのかというと、
この .conditionality です。

margin-top には .conditionality の概念はありません。指定もできません。
さらに (lr-tb のドキュメントにおいて)margin-top が指定された場合は
space-before.conditionality は “retain” が指定されたものとして扱うということが
XSL-FO の仕様で決められています。
space-before の方が実用的に考えられているんですね。

CSS は今のところ、残念ながら space-before はまだありません。
CSS3 の仕様策定が進んでいますので将来的には検討されるのかもしれませんね。

■XSL-FOの仕様紹介:『XSL-FO の基礎 第2版 – XML を組版するためのレイアウト仕様』(クリックで紹介文章へ)

 


第152回 電子帳簿保存法をしっかり理解して、賢く電子化するには?

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

電子帳簿保存法をしっかり理解して、賢く電子化するには?

帳簿の電子は簡単です。
 ほとんどの会計システムが切り替えボタンを備えています。
 税務署に帳簿のデータ保存の申請書を出して
 期初からスタートさせましょう!

控えの取引関係書類(証憑)の電子保存も要件が少なく簡単です。
 対象証憑発行システムで要件確保できておれば
 ・タイムスタンプ不要
 ・帳簿との相互関連性不要
 ・検索要件もスキャナ保存よりも楽
 期中からスタート可能です。

電子で授受する電子取引は法10条で規程されていて、規則8条で
要件が1項と2項の選択となっています。
 1項はタイムスタンプを付与する
 2項はタイムスタンプ付与しない場合の規定です。
 ・このようにタイムスタンプ無しで電子取引のPDFなど保存が可能です。
 ・帳簿との相互関連性不要
 ・税務署への申請は不要です。(但し保存自体が義務なので注意が必要)

最後に残った4条3項「スキャナ保存」これが要件が一番厳しいです。
 ・単にスキャンしてタイムスタンプ付与だけでなく、重要な書類は
  内部統制が求められます。
 ・規則で規定されている要件も10種類程度あり、他のものと比べて
  過度な要件といえるものばかりです。
 大事なことは、業務の効率化とセットで「スキャナ保存」を検討して下さい。

 コンサルティングでご相談になります。
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[書籍紹介] MathML 数式組版入門

MathML 数式組版入門

昨年 6月に販売を開始した、W3C が定めた数式記述言語 MathML3.0 を使って数式組版を行うための入門書「数式組版入門」を、より MathML をご理解、ご活用いただけるよう、初版の内容を精査し、説明の追加や内容の整理を行い 8月に第1.1版をご用意しました。

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第151回 超簡単な「書類のデータ保存4条2項」のことが理解されていない現実!

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
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その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

超簡単な「書類のデータ保存4条2項」のことが理解されていない現実

中堅企業のお客様から愚痴を聞くことが増えています。
何かというと
・「控えの証憑」に関しての、的確なアドバイスをしてくれるベンダーがいない!

(聞いても、事例が少ない、経験が無いので説明できるものがいない・・・などらしいです)
・セミナーに行っても「スキャナ保存」の説明ばかりで、電帳法を俯瞰的に説明して、効率的な電子化提案をしてくれるとことが無い!

(受領も控えもごった煮でスキャナ保存!の説明ばかり・・との嘆き)
というものでした。

法人税法施行規則59条3項にあるように証憑の7年保管対象は、相手から受領したものと自社発行控えの両方です。
なお、控えに関しては、電帳法4条2項にあるように

---
保存義務者は、国税関係書類の全部又は一部について、自己が一貫して電子計算機を使用して作成する場合であって、所轄税務署長等の承認を受けたときは、財務省令で定めるところにより、当該承認を受けた国税関係書類に係る電磁的記録の保存をもって当該承認を受けた国税関係書類の保存に代えることができる。
---

そして、訂正削除履歴や帳簿相互関連性ともに要件ではなく、検索要件もスキャナ保存と比較して容易で、タイムスタンプや適正事務処理要件もありません。
そうです、控えの書類は「書類のデータ保存4条2項」で申請する。
そうすれば控え書類の印刷そのものが不要で、電子データが原本になります。
7年間以上のデータ保存とその他要件はありますが、超簡単に申請が出来て運用が出来る可能性が高いものです。

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第150回 電帳法(10条)電子取引ではPDF保存を原本にしてタイムスタンプ不要?!ってほんとですか?

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

 電帳法(10条)電子取引ではPDF保存を原本にしてタイムスタンプ不要?!ってほんとですか?

よく調べておられる方から、電子帳簿保存法(10条)電子取引ではPDF保存を原本にする際はタイムスタンプが不要なのに、どうしてスキャナ保存(4条3項)はタイムスタンプや複雑な 要件確保が求められるか?と聞かれます。

最近では、更に突っ込んで、スキャナ保存用のPDFを電子取引PDFとしてタイムスタンプ無しで運用しても実質問題が発覚しないのでは!?と過激な質問をされる方がいる程です。

皆さんはどう思われますか?
確かに施行規則8条2項ではタイムスタンプが不要で同1項と2項は選択の関係にあります。

筆者の考え方としては
・紙の保存が税法の基本で
・電子取引データの電子保存は電帳法10条で申請に関わらず保存が義務になっていて、その保存要件が確保できない場合は、紙に印刷して保存することと法令に明記されています
・よって、スキャナ保存用のPDFを電子取引に見立ててタイムスタンプ無しで保存するのは税務コンプライアンス上の大きな問題となるばかりでなく、税務調査や反面調査でそのことが発覚した際には、税務署からは「善良な納税者」扱いではなく「意図的に保存義務を違反した善良で無い納税者」とし扱われる大きなリスクがあるということで、このような考え方は持たないようにして頂きたいと思います。

善良な納税者である皆様はいかがでしょうか?
過剰な要件解釈で証憑の保存をする必要はありませんので、正しく法令要件を読み込んで要件確保をきっちりした上で効率的な電子(化)保存をしようではありませんか?

不明点は、どんどんお問い合わせください。

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第149回 スマホ利用のスキャナ保存 事例(4)

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
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その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

「月当たり2,000件以上の処理が楽になりそう!」だと本音がお聞きできるようになってきました。
・会議費・交際接待費・備品経費・交通費などなど
非常に順調に見えた商談経過でしたが、ご注文を頂く前に、もう一波乱がありました。 今回は、そのお話も含めてご案内させていただきます。

1.従業員立替払いの「ガソリン代金」の処理について、合わせて追加したい。

 → 自動車の車種や燃費計算をロジックに入れ込むものでした。

 → 同様のニーズもあるのではとの前向きな判断で追加の開発に取り組むことになりました。

2.当初のタイムスタンプの数量見積りでは2,000個/月で足りるとの判断でしたが、不足の恐れが出てきました。

 → 4,000個/月に増量して提案しなおしました。

3.スマホで撮影したJPEG画像サイズが約2MBあり、処理時間や通信ならびにハードディスク容量に影響を与える懸念が出てきました。

→ JPEGは当初からPDFに変換して、タイムスタンプを打つ予定でしたので、その際の変換ツールの機能を利用して、国税要件を損なうことが無い程度の画像圧縮をして1/3程度に削減することが出来ました。

これらの最後のハードル乗り越えて、お客様からご用命を受けて、8月末に所轄税務署に申請書を提出完了しました。

これから実本番に向けて、サポートしてまいりますので、年末にでも近況報告が出来ればと思います。

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