Server Based Converter V4.0 MR1, V3.1 MR2, V3.0 MR7について

 Server Based Converterは、Microsoft Office, PDFなどのファイルを、PDF, Flash, SVG, 各種画像形式にダイレクトに変換する変換エンジンです。
 ダイレクト変換の意味は、たとえば、Microsoft Officeがない環境でも、ファイルさえあれば、それをダイレクトに内容を見える形式に変換するということです。
 前回のブログ担当日から今日までの間に、改訂版として、V4.0 MR1, V3.1 MR2, V3.0 MR7を出荷しましたので、それを紹介します。
 Server Based Converter V4.0 MR1の改訂内容については、
Server Based Converter V4.0 MR1
をご覧ください。
 Server Based Converter V3.1 MR2の改訂内容については、
Server Based Converter V3.1 MR2
をご覧ください。
 Server Based Converter V3.0 MR7の改訂内容については、
Server Based Converter V3.0 MR7
をご覧ください。
 今回の改訂は、細かなものが多く、多岐にわたりますが、大筋は、レイアウト再現性の向上を目指したものです。早目に、改訂版の導入をお願いします。
 通常、MRはバグ修正のみで、機能追加は行ないませんが、今回のV4.0 MR1では、いくつか機能追加をしています。
(1) WordからPDFの変換において変換結果に合わせた目次を出力できるオプション -docpagenumbercorrection を実装しました。
(2) サポートしていない機能を発見した場合にWarningを返すようにしました。
(3) 暗号化(パスワード)が施されたファイルの処理において、より詳しいエラーを出力するようにしました。
 (1)は、Wordのレイアウト結果とerver Based Converter(SBC)のレイアウト結果が違うことが原因で発生する問題を少しでも解消しようという試みです。
 同じWord文書を表示しても、Wordの結果とSBCの結果が違うことがあります。これは、SBCが、Wordを完全に真似ることができてないことが原因です。
 余談ですが、Wordですら、バージョンが違うと、違ったレイアウト結果になることがあります。これは古くからのWordユーザなら誰もが経験していることでしょう。そういう微妙なところがあります。
 レイアウト結果が違うと、目次に振ってあるページ番号が実際のページとずれてしまうことがあります。たとえば、Wordで見たときに、第3章が30ページ目から始まり、目次では、第3章に対しては30という数字が振ってあるものとします。
 SBCで変換した結果、本来の30ページ目が31ページ目になった場合、目次にある第3章に対する30という数字は、正しくありません。それを補正して31という数字を振るオプションを追加したということです。
 Server Based Converterに関する詳しい情報は、
https://www.antenna.co.jp/sbc/
を、ぜひ、ご覧ください。
 評価版もご用意しております。
https://www.antenna.co.jp/sbc/trial.html
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