MOJIZO

こんにちは。

2日続けてのブログ更新。私が当番の週にはこれまでありえなかった・・・

今日は、「翻刻」について。

「翻刻」ということば、聞いたことはあるでしょうか?

私は最近、知りました。日本文学を勉強するために大学に入った姪が、まず必須としてやらされていたのが「翻刻」。

翻刻(はてなキーワード)

はてなキーワードにあるように、古文書などの崩し字を楷書になおして読めるようにすることです。

国内には(きっと外国にも)、まだまだたくさんの眠っている古文書や木簡などがあるそうです。

つい先日も、

井伊直虎は男だった!(可能性が高い)

という新資料が見つかったというニュースがありました。

なぞとなっていた真田幸村(信繁)の最期を伝える資料が公開されていたりもします。

また、古文書に残る災害の記録をまとめた本がいろいろと出版されています。2冊ほど読みましたが、興味深いです。地震や噴火の状況、行政の対応のことまで書かれている文書があり、今の日本にきっと役に立つに違いない、と思いました。

ですが、古文書を読むには「技術」を要しますし、読み手がそんなにいないので、歴史が伝える、現代にも役立つ情報や、歴史的事件の新事実が埋もれてしまっています。

そんな崩し字を解読するシステムが開発されました。それが

MOJIZO

です。

調べたい字をデジタルカメラなどで撮影して画像にし、その画像から検索するデータベースとのことです。読めない文字についても、似た字形の文字を探せる画期的(!)なシステムだそうです。

参照:「木簡・くずし字解読システム -MOJIZO-とは

参考記事:「古文書の崩し字、あなたも読めます 画像から似た字検索」(朝日新聞 2016.3.27)

MOJIZOのサイトでは、無料で文字解析ができます。

あなたのおうちに、古文書、眠っていませんか?解読してみたら、あっと驚く発見が・・・?!

では、また。