DITA Open Toolkitカスタマイズの話

こんにちは。XML関連の営業担当です。
昨日、DITA Open Toolkitを使うにあたり自分好みの最終成果物を得るにはカスタマイズが必要、と書きました。
具体的には専用のXSLTスタイルシートを開発することになります。
XSLTスタイルシートというのは、あるXMLデータを別のXMLデータに変換するためのプログラミング言語です。DITAで書いた原稿データ (XMLです) を (PDFの場合) XSL-FOというデータ (これもXMLです) に変換する必要があるのですが、この変換をXSLTスタイルシートで行うわけです。
たとえば、
   <title>はじめに</title>
というようなDITAデータを
  <fo:block font-size=”10pt”>はじめに</fo:block>
というようなXSL-FOに変換します。
アンテナハウスはこのようなことをするXSLTスタイルシートの開発を請け負っています。
しかしこの開発を自分たちでやりたいというお客様もいらっしゃいます。そのためには最低限次の知識が必要です。
 * XSLTスタイルシートの書き方
 * XSL-FOの仕様
XSLTスタイルシートについては本屋さんに行けば参考書が売っていますので、さほど苦労することなく情報収集できるでしょう。問題はXSL-FOです。残念ながらXSL-FOに関する日本語の参考書はほとんど見当たりません。
そんななか、アンテナハウスは数多くのXSL-FOのサンプルと、入門書を公開しています。
●『XSL-FO 指南書』(XSL-FOについての入門書。2011年11月11日第4版発行)(見本PDF)
ご購入はこちら
●サンプル:
https://www.antenna.co.jp/AHF/ahf5/FOsample/XSLSample.htm#layout
しかし、このサンプルや指南書を見ただけでは、ぴんと来ないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで非定期ではありますが、XSLTスタイルシートとXSL-FOに関する入門者向けのセミナーを開催しています。
このセミナーにご参加いただければ最低限知っておいた方がいい知識を身に付けることができます。実習形式で、その場でぱりばりスタイルシートを打ち込んでいただきます。
アンテナハウスの関連会社である株式会社エクスイズムがこのセミナーの受付窓口となっていますので、ご興味のある方は下記をご覧ください。
■XSLスクール(XML自動組版のための実践XSLTスタイルシート講座)
http://www.exism.co.jp/contact/form/xslschool.html
■XSL-FO指南塾(XML自動組版のための実践XSL-FO講座)
http://www.exism.co.jp/contact/form/xslfoshinan.html