PDF Viewer SDKの紹介

アドビシステムズ社によって開発されたPDFはご存じのように、紙に代わる電子の紙として、世界中で、標準フォーマットとして広く利用されております。
PDFファイルを表示・印刷するには、アドビシステムズ社が無料で配布している「Adobe Reader」が一般的に利用されております。
コンピュータの機種や環境に依らず、PDFデータを表示・印刷することができるので、インターネット上での文書の配信等に広く使われています。
情報の伝達という意味ではPDFは非常に便利なものといえます。
文書管理システムにおいて、扱われるデータとしてPDF形式が、多くなっております。


近年、他の利用方法として、PDFよる、例えば、マニュアル、仕様書、図面など情報の共有を行ない、そこに互いにコメントなどを書き込み、共同レビューによるチェックなど業務の効率を上げることを行なっています。このように、従来、紙上で、互いにチェック、情報を収集していたものを、PDFを使って、システム化することにより、より正確で、効率の良い業務が遂行出来ることになります。
企業の業務運用に、PDFを独自の表示画面で操作でき、PDFに様々な註釈を付け加えたり、ページの移動、追加、削除編集を行なったりする業務に適合したアプリケーション開発をしたいという要望が増えてきております。
ここで、上位アプリよりPDFの表示、ページ操作・編集を容易にコントロールできるAPIを提供するアンテナハウスOEMライブラリ製品のPDF Viewer SDKを紹介させて頂きたいと思います。
PDF Viewer SDKは、アドビに依存せず、開発者向けにPDFの表示操作・加工・編集の様々なソリューションにお応えできるような開発キットです。 
PDF Viewer SDKはPDFViewerAPIとPDFViewerCtrlで構成されます。
PDFViewerAPIは、より自由なPDF表示操作や、PDFの画像変換、印刷など、一括処理のアプリケーション開発に適しております。
PDFViewer Ctrlは、PDFを表示して、注釈の付加、サムネイルを利用したページ操作(削除、追加、移動)などにコントロールを利用したインタラクティブな処理を行うGUIアプリケーションンの開発が容易に出来ます。
開発環境
• PDFViewerAPI
C / C++ インタフェース
• PDFViewerCtrl
Active X
.NET