ePub 2.1 への課題と方向性(IDPF)

ePub 2.1 WGの課題
○現在の課題
1.Videoなどのリッチメディア、対話性のサポートが必要
2.グローバル言語の高度なサポート。CJKに特に関心あり。
3.高度な記事のサポート。雑誌業界のPRISM標準をePub配信するワークフロー
4.高度なメタデータの必要性
5.ページレベルのレイアウト伝達と1刊行物で多種類の表示サイズの必要性
6.高度なナビゲーション・サポートの必要性
7.広く使われているWeb標準との整合不十分。モダンブラウザとの整合性を改善
8.注釈のサポート、読んでいる位置、しおり、注釈を蓄積・交換する標準
9.数式をサポートしていない
10.書物特有の意味のサポートがない。用語集、覚え書きの参照、先進的相互参照システム
11.アクセシビリティ・サポート
12.業界特有の拡張を追加する機構
13.承認済みの国家的、国際的規格との明確な関係
14.広告を含める機構
ePubの課題追跡データベース
○予備的な解
1.HTML5の採用
2.ページ単位のレイアウトと複数の表示領域サイズは出版社、ベンダ、エンドユーザの競合調整
3.拡張機構の改善
 
○WGの期間
1.2011年5月まで
・2010年9月までに最初の草稿
・2010年12月までにパブリック草稿
・2011年1月までに標準草稿
・2011年5月までに最終勧告
2.WGの成果物はIDPF会員向けWebサイトで入手可能