Antenna House pdfview の紹介

昨年、Android 向けの PDF 描画ライブラリーとして Antenna House pdfview β版をリリースしました。
PDF ビューアーの開発に必要な最低限の機能を実現しようと、開発中です。

現在、実装されているのは、下記の機能です。

  • ページの 32 bit ビットマップへの描画
    描画結果のデータを使った表示や、印刷機能を実装できます。
  • ページ内テキストの抽出
    テキストへの変換や、検索を実装できます。

開発言語は C++ を用いています。API の呼び出し形式は C の形式となっています。Android では NDK でビルドされた so ファイルがライブラリーの実体となります。Java から呼び出す際は C から Java の呼び出し形式に変換する JNI 等の仕組みを用いる事になります。 簡単なビューアーアプリケーションのサンプルプログラムを用意していますので、参考にしていただけます。

pdfview はマルチプラットフォームに対応することも一つの目標としています。
開発は主に Windows 上で行っていて、動作確認は Windows で行った後、Android で行っていますので、実は Windows 版 pdfview も存在しています。 しかし、社内に PDF Viewer SDK という Windows 向けの PDF 描画ライブラリーが存在していて機能が重複しているため Windows 版 pdfview の公開は見送っています。ただ、描画結果が両者で異なりますので、PDF Viewer SDK の描画結果で満足できない場合は pdfview をお試しいただいても良いかと思いますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

その他のプラットフォーム(linux 等)についてもご相談は承ります。

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Antenna House pdfview 評価版(β版)
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